<バスケットボール女子・アジア・カップ:日本79−88オーストラリア>◇20日◇決勝◇中国・深セン
日本代表(世界ランク9位)が2大会ぶりの優勝を逃した。1次リーグで敗れたオーストラリア(同2位)に屈した。
序盤から主導権を握られた日本だが、59−67で迎えた最終第4クオーター(Q)で意地を見せた。59−70から宮沢夕貴(32=富士通)が2本連続で3点シュートを成功。5点差とした残り8分4秒、主将で最年長35歳の高田真希(デンソー)が3点シュートを決めた。さらには高田が2点シュートを沈めて同点。経験豊富な2人の勝負どころでの活躍で流れを引き寄せた。
見せ場をつくったが、最後は着実に得点を伸ばしたオーストラリアに屈した。
優勝チームは26年9月のW杯(ドイツ)出場権を得られたが、敗れたことで同年3月のW杯予選に回ることになる。最年少19歳の田中こころ(ENEOS)がこの日も両チーム最多21得点を挙げるなど、貴重な経験を国際舞台で積んだ。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。