ロッテ安田尚憲内野手(26)が今季3度目の猛打賞で連勝に導いた。初回に中越え二塁打を放つと3回は中前打で逆転の流れを作った。さらに1点リードの6回2死満塁ではオリックス才木の初球を捉え、走者一掃の左越え適時二塁打。「球種も絞りやすい場面だったので、思い切って真っすぐでいきました」と狙いどおり振り抜いた。
今季は「3番」が多く、上位打線で野手をけん引する立場に。「いい打順を打たせてもらっているので、そういったところでしっかり活躍しないといけない」と責任感をにじませ、「(ヘッドコーチの)サブローさんからいつもハッパかけられているので、結果を残さないとレギュラーで出られない。1試合1試合大切にやっていきたい」と気を引き締めた。
3試合連続適時打と好調を維持するが、まだ本塁打がない。「ちょくちょく狙ってはいるんですけど」と苦笑いしつつ、「早く『1』つけたいです」と意欲を見せた。
▽ロッテ吉井監督(打線がつながり)「1回2回とチャンスで点が入らず、危ないパターンだなと思った。でも、3回に高部が執念でフライを打ち上げてくれて1点入って。その後の上田のヒットも本当に大きかった」
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