【フィギュア】和田薫子が首位発進、憧れのジャージーに初めて袖を通し「やっと着られた」

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2025年07月20日 23:00  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ジュニア女子SPに臨む和田(撮影・鈴木正人)

<フィギュアスケート:名古屋市スケート競技会 みなとアクルス杯>◇20日◇愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー◇ジュニア女子ショートプログラム(SP)



24年ジュニアグランプリ(GP)ファイナル銀メダルの和田薫子(16=グランプリ東海クラブ)が、憧れのジャージーに身を包み、今季初戦に臨んだ。


佐藤紀子氏振り付けのSP「夜明け」の優雅な曲調に乗り、63・04点で首位発進。演技中ははかなげな表情を見せる場面もあり、「前までとは違った大人な雰囲気。そういうところに注目してほしい」と声を弾ませた。


4月に愛知・中京大中京高の通信制課程へ入学。スケーティングは、中京の先輩の松生理乃を、ステップシークエンスやジャンプは山下真瑚を参考にしているという。今回、多くの名選手たちが着用してきた中京ジャージーに初めて袖を通し、「クラブの先輩たちが着ているから『自分も着たい』とずっと思っていた。やっと着られた」と白い歯をこぼした。


伊藤みどりさん、浅田真央さん、宇野昌磨さんらを育てた山田満知子コーチに師事。昨季全日本ジュニア選手権2位、世界ジュニア選手権8位と飛躍を遂げた。「今シーズンは(地元)名古屋で(ジュニア)グランプリ(GP)ファイナルがある。去年行けて楽しかったので、今年も行けるように頑張りたい」とうなずいていた。


2位は62・36点の岡田芽依、3位は62・01点の金沢純禾。フリーは21日に行われる。

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