参院選・識者談話【25参院選】

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2025年07月21日 00:01  時事通信社

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時事通信社

 ◇自公時代「終わった」=政治評論家・有馬晴海さん

 歴史的な選挙だ。自民・公明の与党だけではもはや政権運営が難しくなり、この2党で政権を担う時代は終わったとも言える。派閥裏金事件や、石破茂首相による新人議員への商品券配布問題も影響し、有権者の支持は自民党から離れ、国民民主党や参政党に流れた印象だ。野党が候補者調整を進める一方で、参政党は全選挙区に候補者を立てており、「日本人ファースト」といった同党のメッセージも広く有権者に届いたのではないか。



 ◇長期的目線欠く政治に=若者の政治参加を促す一般社団法人代表理事の能條桃子さん

 物価高騰など生活の苦しさや将来への不安が与党への不信感を生み、参政党を含む新興政党に票が流れる結果となった。選挙期間中は事実に基づかない外国人政策が主な論点となり、選択的夫婦別姓や気候変動対策などの議論が深まらなかった。減税など目先の話に終始し、長期的目線を欠いた政治となっている。各政党は今後、新興政党が掲げる争点に流されず、国民の不安解消につながる選択肢を示し、人権に基づく政策を進めてほしい。 

このニュースに関するつぶやき

  • …事実に基づかない外国人政策が主な論点となり、選択的夫婦別姓…の議論が深まらなかった。⇦だから『選択的夫婦別姓』なんかより、『外国人政策』のほ〜が有権者にとって重要なんやで🤪『有識者』なら気づかんと🤪
    • イイネ!29
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