無党派投票先、国民民主が首位=新興政党が支持集める―出口調査【25参院選】

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2025年07月21日 00:31  時事通信社

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時事通信社

国会議事堂=東京都千代田区
 時事通信が20日に実施した参院選の出口調査で、無党派層が比例代表でどの政党に投票したか分析したところ、国民民主党が14.5%で最多だった。衆院選も含め、国民民主が首位に立ったのは2020年の結党以来初めて。

 無党派層は全体の26・8%。投票先として国民民主に次いで多かったのは、自民党の14.1%。立憲民主党13.6%、参政党13.3%、日本維新の会8.1%、れいわ新選組6.9%、日本保守党5.9%、政治団体「チームみらい」5.3%、公明党4.3%、共産党4.2%、社民党2.8%と続いた。

 前回22年の参院選は自民26.0%、維新16.9%、立民14.1%の順だった。自民や維新が支持を大きく減らす一方、国民民主、参政などの新興政党が支持を集める結果となった。

 各党が比例で支持層をどの程度まとめられたか探ったところ、自民支持層で自民に投票したのは75.2%にとどまった。4.2%は参政、3.7%は国民民主、3.3%は立民に流れていた。国民民主支持層は77.5%が同党に投票した。

 他党は支持層の8割以上をまとめた。参政には国民民主支持層の4.3%、維新支持層の3.3%が票を投じた。

 比例投票先を年齢別でみると、18〜29歳の24.8%が国民民主に、23.9%が参政に投票した。 
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