中日・井上一樹監督 (C)Kyodo News 中日が接戦をものにできず8連勝を逃した。9回の2点リードを守り切れなかった。
2点リードで迎えた9回。松山に代わって守護神を務める清水達也がマウンドに上がると、先頭の宮崎敏郎、フォードに連打を許す。その後、犠打で一死二塁、三塁となると代打・京田陽太が放った打球はライナーで左前へ。これを守備固めでレフトに入った尾田剛樹が前進して捕球を試みるも後逸。走者2人が生還し同点となった。
尾田の守備について、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた笘篠賢治氏は「ややスライスぎみの打球でしたね。これを読めず体のラインが外へ外れてしまっている」と指摘。「この場面で一番やってはいけないことは後ろに逸らしてしまうこと。絶対に後逸してはいけない、捕れなくても体に当てて前に落とす。ここで捕球ラインが外れてしまうと完全に逸らしてしまう」とコメントし、前に落とすことを強調していた。
さらに、「飛び込んだ判断自体は責められない。怖がっていたら守備固めにならないですから」とチャレンジしたこと自体は妥当とし、飛び込んでも後逸は防ぐべきだとした。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』