
インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、福岡県在住60歳男性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:60歳男性同居家族構成:本人、妻(55歳)
居住地:福岡県
雇用形態:正社員
世帯年収:本人500万円、配偶者200万円
世帯金融資産:預貯金1000万円、リスク資産1000万円
「ケーキを買うのをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「ケーキ」と回答。
具体的には「甘いケーキが好きなので毎月数回買っていましたが、今では0回にしました。それで1万円程家計が助かっています」とあります。
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「ケーキが今までの価格の400円」になれば再度購入を検討すると語っています。
「もやしはまだ割安なので重宝」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものについては「主食の米」と投稿者。「5キロが5000円」になったら購入をやめるつもりだと言います。
反対に、値上げしても仕方がないと思えることについては「(全て)値上げしないでほしいですが、賃金が上がればそれなりに価格に上乗せされても納得できるのですが」と回答。
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「年金生活でこの物価高を乗り切れるか」
今の生活を続ける上では、「年金だけの生活に入ったら、この物価高を乗り切れるか」と不安を感じているそう。インフレを機に「もうすぐ定年なので老後を見すえた生活をどうするか」についてより真剣に考えるようになったそうで、「完全リタイアか再雇用にするか」悩んでいると言います。
同じような悩みを抱えている人には「コストのかからない楽しみを見つけて頑張りましょう」とコメント。
逆にインフレ下でも「アルコールはまだ飲みますか」と、周りの人に聞いてみたいと語られていました。
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(文:あるじゃん 編集部)