【競泳】池江璃花子「帰ってきた世界のスプリンター」渡辺一平「攻め攻め男」世界選手権へ抱負

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2025年07月21日 13:05  日刊スポーツ

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選手壮行会でガッツポーズを見せる池江(撮影・増田悦実)

シンガポールで開催している水泳の世界選手権に出場する競泳日本代表の8人が21日、都内で開かれた日本代表選手壮行会に出席した。


現地ではオープンウオータースイミング(OWS)で梶本一花(21=枚方SS)が金、銅のメダル2個を獲得。アーティスティックスイミング(AS)でも、チームフリールーティン(FR)で銀メダルをつかんでいる。


27日に開幕する競泳日本代表の目標とコメントは以下の通り。


◇池江璃花子(横浜ゴム)


目標=帰ってきた世界のスプリンター


「2015年と2017年の世界選手権から病気になってしまったり、1回代表落ちをしてしまったりと経験をして、なかなか自分の世界で活躍する場だったり、自分の力を発揮する場に出場できなかった。今回50メートルバタフライで、特にメダルを意識しています。世界に戻ってきた、スプリンターとして通用する泳ぎを、本番でできたらいいと思います」


◇松下知之(東洋大)


目標=King of Swimmer


「自分が一番得意とするのが400メートル個人メドレーで、その種目が競泳で最も過酷と言われています。その種目で世界一になった人には『キング・オブ・スイマー』という称号を与えられる。萩野公介さんに憧れたように、自分も背中を追って、この種目で世界一になりたいと目標にしています」


◇鈴木聡美(ミキハウス)


目標=自己ベスト更新! メダルもほしい!! 


「シンプルで、私の全てだと思います。自己ベストの更新、これが一番。昔からこの目標を掲げて水泳を続けてきましたし、この年齢になってもまだ更新できると自分でも驚かされている。どこまでいけるのかなという、挑戦の意味を大きく込めて、この目標にしました」


◇渡辺一平(トヨタ自動車)


目標=攻め攻め男。


「今まで世界水泳で2度メダルを取っていて、どちらも銅メダル。今回は銀メダル以上を目標にしたいと思いながらも、23年(世界選手権の)福岡と、パリ(五輪)もメダルを取れる位置にいて、なかなかいい泳ぎができずに悔しい思いをしたので“攻め攻め”でレースを迎えられたらと思います」


◇成田実生(ルネサンス金町)


目標=夢のSingaporeで今までの最高結果を出す!!! 


「このシンガポール世界水泳の代表権を取るまでも、すごく自分の中で乗り越えたこともたくさんあったので、ずっと目標だったし、私の夢が詰まった場所だと思う。憧れの舞台でもあります」


◇深沢大和(東急)


目標=世界を超える


「24年パリ(五輪男子200メートル平泳ぎ金メダル)のレオン・マルシャン選手だったり、23年(世界選手権金メダル)の中国の覃海洋選手も出る。世界の列強と戦って、世界を超えたいと思います」


◇平井瑞希(TOKIOインカラミ)


目標=NEW PB WJR


「自己ベストを更新して、世界ジュニア記録を超えられるように、最高の発表会にしたいと思っています」


◇村佐達也(イトマン東京)


目標=ラスト大まくり


「200メートル自由形は世界でタレントぞろいの種目であり、誰が金メダルを取るか、誰がメダルを取るか分からないような種目。その中で無名の村佐達也が急に出てくる。ラストでまくれたら、すごくかっこいいなと思って目標にしました」

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