2025年6月12日から6月19日までの間、ねとらぼでは「石川県で『二番目に有名』だと思う市町は?」というアンケートを実施していました。
日本本土のほぼ中央に位置している石川県は、西南から東北に向かって細長い形をしています。「金沢」「能登」「加賀」「白山」の四つの地域に大きく分かれ、それぞれの地域が固有の文化・風習を有しています。そんな石川県で「二番目に有名」だと思う市町はどこだったのでしょうか。
今回のアンケートでは計173票の投票をいただきました。ご投票ありがとうございます! それでは結果を見ていきましょう。
第2位は、得票数33票で「輪島市」でした。能登半島の北西部に位置し、東側は珠洲市、能登町に、南側は穴水町、志賀町に接しているエリアです。2025年6月時点での人口は約2万人となっています。
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輪島市は、中世に曹洞宗の本山「總持寺」が開かれ、北前船の世紀には「親の湊」と呼ばれ、海上交通の要衝として栄えるとともに、江戸中期以降は漆器業(輪島塗)が盛んになりました。これらの文化を踏まえ「漆の里」「禅の里」「平家の里」の三つの里構想を軸にした魅力を持っており、二番目に有名と思われているのかもしれませんね。
第1位は、得票数34票で「小松市」でした。加賀平野の中央に位置し、産業都市として発展し、南加賀の中核を担っているエリアで、2025年6月時点での人口は約10万人となっています。
伝統工芸「九谷焼」が有名で、彩釉磁器で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された三代徳田八十吉や、同じく釉裏金彩で認定され現在も活躍している吉田美統さんなどを輩出してきました。また、自然環境に恵まれ、細めで歯ごたえの柔らかいコシのある麺と薄口のしょうゆで淡く作るツユが特徴の「小松うどん」などのグルメも多くあります。そうしたことから、多くの人から票を獲得する結果となったのではないでしょうか。
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