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<楽天0−2日本ハム>◇21日◇楽天モバイルパーク
日本ハム新庄剛志監督(53)が、西武の本拠地ベルーナドームの暑さ問題に言及した。
毎年話題となるベルーナドームの冷涼化対策については、西武が冷風機や大規模ミストなど複数の対策を実施中。だが、自軍のエース今井達也投手(27)が熱中症で緊急降板するなど、事態は年々深刻化している。
この日、新庄監督は試合前に取材対応。ベルーナドームについて「あれ、逆に(屋根を)取ったらどう? (屋外と)一緒でしょ。雨で中止の方がいいです、それだったら。選手を守るためだったら。あれお金はかかると思うんで12球団で出し合って。それくらいね、あそこでプレーするんだから。もしね、なんか起きて、一番最悪な状態になった時に取り返しつかないんで。外す方向の方が僕は、いいと思います」と提言した。同球場は屋根と観客席の間に隙間があり、熱気がこもりやすい構造となっている。
つづけて「(地形が)もぐってるから、ちょっとね。あと道を広くしてとかね(笑い)」と注文。新庄監督は選手や観客の安全を守るため、かねてベルーナドームの暑さ問題を指摘してきた。他球団の本拠地に言及することで一部ファンから批判を受けたが、「よしよし、これで文句言ってくるやろ、みんな(笑い)」とどっしり構えた。
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さらに究極の1プランとして、ベルーナドームに隣接するカーミニークでの1軍公式戦開催を提案。「あ、2軍のところで1軍をしたら? 試合を。暑すぎたら。チケット代は取れないだろうけど。選手も夜になったら、『ごめん、こっちに来て』って。ちょっと、中、暑すぎるわって。それも一つの方法。近いんだし」と話した。
新庄監督は10日、自身のインスタグラムで西武高橋光成投手(28)の「水も飲むし、食事もする。でも(熱中症に)なったらしょうがない。それか、ドームにしてもらうか」というコメントに反応。「『ドームにしてもらう』選手、ファンの皆さんが快適に試合を楽しめるようお願いしたい。高橋君、よく言った」と投稿していた。
さらに新庄監督は、自軍の本拠地エスコンフィールドにも目を向けた。「エスコンはどうですか? 終わった後に、流れ良くなってきました? バスの」と、球場と近隣の駅を結ぶシャトルバス乗り場の混雑緩和を気にかけた。
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