
青森の隠れグルメがSNS上で大きな注目を集めている。
【写真】謝ってる?開き直ってる?商品ラベルの品名欄に「なにも入ってません。」
「これは青森のローカルコンビニで売っている『中に何も入ってないことを謝っているクレープ』です」と件の一品を紹介したのは青森出身の芸人、九月さん(@kugatsu_main)。
商品ラベルの品名の欄に「なにも入ってません。」と書かれた小さなクレープ。税込170円なので中身がなくとも納得のお手軽スイーツだが、それにしてもこの商品名…。
九月さんにお話を聞いた。
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ーーこのクレープは青森ではメジャーなお菓子なのでしょうか?
九月:知る人ぞ知る、という感じです。このクレープは「オレンジハート」という青森県内に数店舗しかないローカルコンビニのメニューなんです。オレンジハートを知っているかどうかに関門があります。
ーー味わいや魅力についてお聞かせください。
九月:妹と食べましたが、「素朴でおいしい」と意見が一致しました。何も入っていないとは言っても、実はちょっとしたクリームが入っているんです。だから気持ち甘め。人によっては、果物やソースを加えたりするのかもしれません。
ーー投稿に大きな反響がありました。
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九月:青森県の方々からは「オレンジハートだ!」という反応が集まっていましたし、他地域の方からは「なにこれ!」という驚きが集まっていました。過去、僕は「ひらめ漬け丼」「いのち(お菓子)」など、青森の食べ物を紹介する投稿で何度かバズっています。美味しいもの・気になるものをこれからもたくさん紹介できたらなと思っております。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「謝るというより開き直ってるような…」
「ワンチャン青森の人はあるべき姿のクレープの存在を知らない説」
「むしろ何も入ってないのが良い! 食べたい! 青森〜!!!(遠いな)」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。ご興味ある方はぜひ青森のオレンジハートを訪れていただきたい。
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なお今回の話題を提供してくれた九月さんは2023年にエッセイ集『走る道化、浮かぶ日常』(祥伝社)を発売したのだが、それが今年度の中学入試の問題文として採用されたそうだ。九月さん自ら解いてみるYouTube動画も現在40万回再生突破の大反響。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)