
“アニメソング界の大王“の愛称で親しまれる歌手・俳優のささきいさおさん(83歳)がデビュー65周年を迎え、東京・Zepp Hanedaで、コンサート『ささきいさおデビュー65周年記念〜仲間と祝う復活祭』を開催しました。
【写真を見る】【ささきいさお・83歳】65周年で“アニソン界の大王“堂々復活宣言 「これからも病気に負けず頑張りたい」
ささきさんは、今年1月に間質性肺炎急性増悪で緊急入院。自宅療養を経て、4月にゲスト参加したイベントに続き、今回は本格的な復活コンサートとなりました。
約2000席の客席はソールドアウト。
「宇宙戦艦ヤマト」のイントロにのって、主人公の古代進を彷彿とさせる白いラメに赤い縁取りのジャケットと白いパンツ姿で登場すると、会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こりました。
ささきさんは“今日はデビュー65周年。よくここまで歌えたもんだと自分でも思っております“としみじみ。1月に倒れた時のことを振り返り、“「ステロイドが効かなかったら、2日か3日で死ぬ」と言われまして。女房も覚悟しておりましたら、お医者さんのご努力で奇跡的に助かりまして、こうして舞台を務めることができます“と報告。
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続けて、“俺は皆に生かされてるんだ。自分1人で死ぬんじゃなくて、皆さんが「まだお前生きてろよ」って、生きてる必要があるんだと生かされている気がします。皆さんに「ありがとうございます」と感謝して歌いたいと思います“と、ファンに感謝の気持ちを伝えました。
「宇宙戦艦ヤマト」のエンディングテーマ「真赤なスカーフ」、そして「ヤマト!!新たなる旅立ち」を歌い終えると、ささきさんは“けっこう声出るね“と、ガッツポーズを見せるなど、変わらぬ力強い歌声でファンを魅了しました。
その後も「銀河鉄道999」「キャプテンハーロック」「たたかえ!キャシャーン」「ガッチャマンの歌」「ゲッターロボ!」など、大人気アニメのヒット曲を次々と披露。軽妙なトークとともに3時間以上にわたるステージを繰り広げました。
最後は、妻で声優の上田みゆきさん、声優の森功至さん、堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、速水けんたろうさんら、仲間たちとともに「宇宙戦艦ヤマト」を大合唱。森さんから「よくやった!」と声をかけられたささきさんは、満面の笑顔で応じ、2人はガッチリ握手。「科学忍者隊ガッチャマン」で大鷲の健とコンドルのジョーを演じた盟友2人の握手に、ファンからは熱い拍手と声援が送られました。
ささきさんは“これからも病気に負けず頑張りたいと思います“と、大王復活を高らかに宣言していました。
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【担当:芸能情報ステーション】