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<フィギュアスケート:名古屋市スケート競技会 みなとアクルス杯>◇21日◇愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー◇女子フリー
ショートプログラム(SP)2位の松生理乃(20=中京大)が、逆転優勝を飾った。フリー127・94点の合計195・02点。7本のジャンプを全て着氷させ、「今できる精いっぱいが出せた。点数的には満足。課題も見つけることができて収穫がたくさんあった」と満面の笑みを浮かべた。
新プログラムは、ローリー・ニコル氏振り付けの「くるみ割り人形」。主要なバレエ音楽は初挑戦で、目標とする浅田真央さんらの動画などを見て手の使い方を学んできた。また、バレエの先生に時間をかけて動作指導を受けてきたといい、「最後の盛り上がりの部分をすごく大切にしている。もっとお客さんが一緒になって盛り上がれるように動きを大きくしていきたい」と見通した。
昨季は、初のグランプリ(GP)ファイナル進出や全日本選手権5位、3年ぶりに4大陸選手権出場など飛躍のシーズンを送った。来年2月にはミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)が控える。「今は、もっともっと滑り込んで、自分のものにしていきたい」。夢舞台へ、好スタートを切った。
2位は190・35点で河辺愛菜(オリエンタルバイオ/中京大)、3位は183・36点で山下真瑚(金沢中京大)だった。
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