<西武1−4ソフトバンク>◇21日◇ベルーナドーム
ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が日本ハムとの直接対決を後半戦のポイントにあげた。オールスター前の最終戦が終了。前半戦の総括で「(後半戦のポイントは)一番は日本ハム戦じゃないですかね。すぐに直接対決が始まる。そこでしっかりとらえられるチーム状態にならないとペナントを制するのは厳しいと思う」と見据えた。
後半戦は本拠地オリックス2連戦からスタート。移動日を挟んで29日〜31日にはエスコンフィールドで日本ハム3連戦が控えている。この3連戦を含めて日本ハム戦は残り12試合。敵地で7試合、本拠地で5試合の予定だ。現状は7勝6敗で勝ち越している。
4年目を迎えた新庄ハムの印象は「新庄監督が言っている通り、オーダーが3つくらい組めるチームになっていますよね」と選手層の厚さに言及。「例えば、(相手投手の)クイックが遅いピッチャーの時は足の速い選手を並べたり。レイエスや清宮(幸)を外しながらでも貯金が作れて、幅広い戦いができる。厚みを感じます。右(投手)は完投ができるパワー系。その中に(山崎)福也や加藤(貴)など軟投派がいてバランスがいい」と語った。
24年は2位だった日本ハムに13・5ゲーム差をつけて独走優勝を飾った。しかし日本ハムとの対戦成績は12勝12敗1分け。カード別で唯一勝ち越せなかった相手でもある。さらに今季も交流戦では最終18試合目まで日本ハムと勝率1位を争う構図だった。連覇を目指すソフトバンクにとって新庄ハムは最大の宿敵となりそうだ。【只松憲】
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