限定公開( 1 )
焼き物で再現したリアルすぎる海の生き物がX(Twitter)に投稿され、記事執筆時点で約44万件表示されるほど話題になっています。
投稿主は、東京藝術大学卒業生で陶芸作家の森聖華(@diderot24da)さん。タコの陶芸作品の変化を、“本焼き”という工程前後で比較して紹介しています。
吸盤の一つ一つまで再現したタコが壺(つぼ)にくっついているこの作品。タコだけでなく、壺やそれに巻き付いた縄まで精巧に作られており、とてもリアルです。“素焼き”しただけの状態は、全体的にざらついた質感でやや乾いているように見えます。
そして本焼き後は……今にも動きだしそうなタコの姿に! 壺や縄も黒っぽい落ち着いた色で光沢を放っており、海底のワンシーンを切り取ったかのようなリアルさです。陶芸で使われる釉薬(ゆうやく)というガラス質のコーティングによって生まれた光沢がタコ特有のぬめり感を出し、まるで生きているかのような姿を再現しています。
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この作品には、「すすすごい」「命宿ってる〜」「腕のウネリと、吸盤の色合い素敵」「まるで魔法……実際には計算されつくした成果なのでしょうけど!」「こんな風に仕上がるんですね」「焼く前も後もどっちも好き」「焼いたら生に戻るってどういうこと すごい」といった驚きの声が寄せられました。
画像提供:森聖華(@diderot24da)さん
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