
皆さんは恋人を選ぶ際、何を重視しますか? 愛情や性格はもちろん、意外とあなどれないのが「金銭感覚」かもしれません。
今回公表されたのは、「恋人のお金の使い方に関する意識調査」結果。
恋人を好きな気持ちはあっても、お金の使い方でドン引きしてしまったという人も結構いるみたい……!
【ゲーム課金やギャンブルは要注意】
ビズヒッツが男女505人を対象におこなったのが「『恋人のお金の使い方』についてのアンケート調査」。「恋人のお金の使い方で引いてしまった瞬間」ランキングは次のとおりとなりました。
1位:ゲームにお金をかける(13.3%)
2位:ギャンブルにつぎ込む(9.1%)
3位:身の丈に合わない消費(6.7%)
4位:推し活にお金をかけている(5.9%)
5位:割り勘が細かい(4.8%)
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1位「ゲームにお金をかける」と2位「ギャンブルにつぎ込む」は、どちらも娯楽にお金を費やしすぎるところが共通点でしょうか。
とくに「『生活に困っているから』と言われて貸したお金で、ゲームに課金していた」「食事代など最低限必要なものはケチるのに、パチンコにはいくらでもつぎ込む」などは、恋人の倫理観や責任感に疑問を持ってしまうのも当然と言えそうです。
3位も経済的な余裕がないのに無理をするという点では、1位、2位と似ているかも。生活破綻のリスクが高くて、恋人の立場としては不安になりますね。
【節約は悪くはないけれど…】
続いて、「価値観が合わないと思った恋人のお金の使い方」のランキングは次のとおりとなりました。
1位:計画性がない(26.9%)
2位:趣味にかける金額が大きい
3位:節約しすぎる
4位:ギャンブルにつぎ込む
5位:節約意識がない
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無計画で浪費傾向がある恋人に対して、自分とは価値観が違うと思う人が多いことがうかがえます。
また、浪費とは反対の「節約しすぎる」については、節約すること自体はけっして悪いことではないのですが、「デート中の極端な節約」「恋人へのプレゼントにお金をかけない」などまで行くと、「ケチ」「貧乏くさい」とネガティブな印象を抱く人も多いようです。
【専門家のアドバイスは?】
ここで見逃せないのが、今回のアンケートで約95%の人が「金銭感覚の違いが恋愛に影響する」と答えている点。
お金の使い方は個人の自由ではあるものの、双方で金銭感覚の違いがあるとデートや同棲でストレスがかかりますし、結婚後の生活を考えると将来への不安を感じる人は多いものです。
ファイナンシャルプランナーの鈴木靖子氏は、「お金の価値観はすぐに変わるものではありませんが、早いうちから恋人と長期的なライフプランを共有することで、お互いの歩み寄りや解決策を探るきっかけになります」とアドバイスしています。
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皆さんは恋愛を続ける上で、恋人の金銭感覚については気になるでしょうか? 今回の調査結果についてさらに詳しく知りたい方は、参照元からご覧になってみてください。
参照元:プレスリリース、Biz Hits Career blog
執筆:鷺ノ宮やよい
Photo:ぱくたそ