【フィギュア】和田薫子、合計180・34点で優勝「違う自分を見せられたら」さらなる飛躍誓う

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2025年07月22日 00:18  日刊スポーツ

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ジュニア女子優勝の和田(中央)、2位の櫛田(左)、3位の岡田(撮影・鈴木正人)

<フィギュアスケート:名古屋市スケート競技会 みなとアクルス杯>◇20日◇愛知・邦和みなとスポーツ&カルチャー◇ジュニア女子フリー



ショートプログラム(SP)首位発進の和田薫子(16=グランプリ東海クラブ)が、今季初戦を優勝で飾った。フリーもトップの117・30点で合計180・34点。「シーズン初戦で、SPもフリーも大きなミスなくまとめられたのはすごくよかった」とうなずいた。


新プログラムは宮本賢二氏振り付けの「ピアノソナタ第0番『奏鳴』」。軽やかなスケーティングで観衆を魅了した一方で、課題も見つかった。全7本のジャンプを危なげなく着氷させたものの、3本は回転不足と判定されて点が伸ばしきれなかった。「回転不足が、昔からの課題。夏休み中に克服したい」と反省を忘れず。1カ月半後に控えるジュニアグランプリ(JGP)シリーズのイタリア大会(9月3〜6日)へ、「もっと滑り込んで、もっと違う自分を見せられたら」と意気込んだ。


4月に愛知県の名門、中京大中京高の通信制課程へ入学。「大人になった自分を見せたい」と、両手には5時間かけて自ら施したネイルがきらりと光った。昨季は全日本ジュニア選手権、JGPファイナルともに準優勝と結果を残した16歳。「先シーズンは何も分からず海外の試合に出て、まさかの結果を出すことができた。今シーズンは同じような気持ちでは臨めないかもしれないけど、自分らしく楽しむことを忘れずに挑みたい」と、新しい自分に挑戦する。


アイスダンスとの二刀流の櫛田育良(木下アカデミー)が178・31点で2位、トリプルアクセル(3回転半)に挑んだ岡田芽依(名東FSC)が177・61点で3位だった。

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  • この時期観戦すれば涼しそうですね観客。
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