【関屋記念展望】好走傾向に合うシンフォーエバーに妙味あり

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2025年07月22日 06:00  netkeiba

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関屋記念に出走予定のシンフォーエバー(撮影:下野雄規)
 真夏の新潟競馬場を舞台に行われるサマーマイルシリーズの第2戦、関屋記念(GIII)。今年は3歳の重賞勝ち馬に古馬の実績馬、成長株などが揃って、ハンデ戦でもあり大混戦が予想される。過去10年のデータをもとにこの難解なレースを紐解いていく。

1.前走2〜4番人気が好成績で妙味も十分!

 過去10回のうち、前走で1番人気に支持された馬は、複勝率23.5%、複勝回収率48%と人気を裏切ることが多く、軸馬としては信頼しにくい。しかし、前走で2番人気から4番人気だった馬は、合計で[6-5-3-29]と非常に安定した成績を残している。特に3番人気と4番人気の馬は、それぞれ複勝率40.0%、37.5%を記録し、さらに複勝回収率も100%を超えている。過度な人気馬を嫌い、実力と妙味を兼ね備えたこのゾーンを狙うのが的中の近道と言えるだろう。

2.前走で先行した馬に有利

 過去10回で、前走の第3コーナー通過順位が1番手の馬は[2-1-0-11]で勝率14.3%、単勝回収率133%と優秀。前走の第3コーナー通過順位が2番手だった馬は[1-2-1-7]で、こちらは複勝率が高く36.4%で、複勝回収率も151%に上る。直線は長いが、開幕週に行われている近5回は特にこの傾向が強く、前に行ける馬は馬券の候補に入れておきたい。

3.斤量が有利な3歳馬に妙味あり

 過去10回で、3歳馬は[1-0-2-5]で複勝率37.5%、複勝回収率は121%。斤量差がある分、ここでは有利になっている。他では5歳馬が[5-7-5-51]で複勝率25.0%と最も多く馬券に絡んでいる。

 シンフォーエバーは斤量面で大きなアドバンテージが見込める3歳馬という点に加え、前走は4番人気。好走傾向にマッチしている。また、前走は3コーナー3番手だが、先行馬が少ないこのメンバーならハナを切っていくことも予想され、さらにここは人気もなさそう。まさに狙い目だ。

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