菅野智之 4回途中4失点、メジャーワースト5四死球 全イニングで得点圏に走者を背負う苦しいピッチング

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2025年07月22日 09:45  TBS NEWS DIG

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■MLB ガーディアンズーオリオールズ(日本時間22日、プログレッシブ・フィールド)

オリオールズの菅野智之(35)が敵地でのガーディアンズ戦に今季19度目の先発、3回2/3、90球を投げて、被安打6(1本塁打)、奪三振4、四死球5、失点4(自責点3)。メジャーワーストとなる5四死球とコントロールに苦しみ、全てのイニングで得点圏に走者を背負うピッチングとなってしまった。

前回12日のメッツ戦から中9日、登板間隔がやや空きすぎての後半戦スタートとなった菅野、ガーディアンズ戦は4月18日に登板し、7回2失点で勝利をあげている。

菅野がマウンドに上がる前、1回にオリオールズは1番から3連打で1点を先制すると5番。R.ローレアーノ(31)がセンター前へ2点タイムリー、3対0と菅野を援護。

立ち上がり、1番・S.クワン(27)に四球、先頭打者を出塁させると、2番・A.マルティネス(23)にはカウント1−2と追い込みながらライト前ヒット、そして、3番・J.ラミレス(32)にはストレートが甘く入りライトスタンドへ20号スリーラン。1つのアウトも取れずに3対3の同点に追いつかれた。そして、4番・K.マンザード(24)にも高めのストレートを弾き返されツーベースを浴びたが、その後は3人で何とか抑えた。

2回には先頭打者から連打を許し、1番・クワンにはまたも四球と無死満塁のピンチを迎えた。この大ピンチで菅野は開き直り、2番・マルチィネスをストレートでセカンドフライ。前の打席でホームランを打たれた3番・ラミレスをスイーパーでショートフライに打ち取るなど無失点。

オリオールズは3回、2死一塁で5番・ローレアーノが12号ツーランで5対3と勝ち越し、その裏、菅野は2死から2つの四死球で3イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、9番・B.ネイラー(25)をスイーパーで見逃し三振に抑えた。

4回には簡単に2死を奪ったが、3番・ラミレスをエラーで出塁させると、4番・マンザードには四球、4イニング目の得点圏に走者を背負った。するとベテランの5番・C.サンタナ(39)にはライト前へタイムリー、5対4と1点差に詰め寄られて降板となった。

菅野は3回2/3、90球を投げて、被安打6(1本塁打)、奪三振4、四死球5、失点4(自責点3)、再三、得点圏に走者を背負うピッチングとなり、メジャーワーストの5四死球とコントロールにも苦しんだ。
 

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