《出演者は絶句》神谷代表 参政党憲法草案の“日本を大切にする心”の確認方法は「宣誓してもらう」と発言…Xでツッコミ続出

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2025年07月22日 11:11  web女性自身

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7月20日の参院選で、開票後には各ラジオ局の開票特番に各政党の党首が生出演した。今回14議席と大躍進を果たした参政党の神谷宗幣代表(47)も出演したのだが、その発言が物議をかもしている。



同日20時から始まったTBSラジオで放送された『参院選2025<物価高・少子化・分極化>〜この選択は何を変えるのか?少数与党に下される審判は』には、評論家の荻上チキ氏(43)をはじめ、 日比麻音子アナウンサー、ライターの武田砂鉄氏、エコノミストの崔真淑氏、お笑い芸人の大島育宙氏、政治学者の高安健将氏、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏、一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN代表理事の能條桃子氏らが出演。



神谷代表は番組後半に電話出演し、各出演者から鋭い質問が次々と投げかけられることに。そのなかで、安田氏が「参政党の憲法構想案の”国民の要件”の中に、『日本を大切にする心を要する必要性』とあるんですが、これどのように量るんでしょうか?」と質問した。



参政党の公式HPで公開されている、「新日本憲法(構想案)」の「第二章国家」の「第五条(国民)」では、こう記されている。



《国民の要件は、父または母が日本人であり、日本語を母国語とし、日本を大切にする心を有することを基準として、法律で定める》



なお、この《日本を大切にする心》には、《規範的要件だが、我が国に対する害意がないことをもって足りると解すべきである》という注釈もつけられているが、安田氏の指摘するように、内心の話であり、具体的に確かめる方法は記されていない。



すると神谷代表は「これ、なかなか難しいですよね。はい、ですので、それはもう”宣誓してもらう”ということくらいしかないのかなと思います」と回答。



これに、スタジオからは「宣誓……」と、絶句した様子で思わず復唱する声が複数あがった。



神谷代表は続けて「はい。外国でもですね、やっぱり帰化とかするときにその国に対してですね、反発心を持ってないかとかを量るのがあります」と例をあげ、「例えば、その国の歴史をどれだけ知っているかですね、あとはそういった敵対するような気持ちがないかとかっていうのはしっかりと聞いてですね、そういうことは『誓います』といった形で、ひと言頂いてからやってもらうとかですね」と、宣誓の具体的な内容について説明。



その理由について「それはやっぱり”口で言うだけでいいじゃないか”って言いますけど、やっぱりひと言もらっておくのともらっておかないのでは全然やっぱり違いますのでね」といい、「やはり”日本人として一緒に日本を支えていくぞ”という気持ちの表明はしてもらったらいいんじゃないかなと」と“宣誓”の必要性を訴えた。



安田氏が「宣誓させるには何か規定のようなものを作るということですか?」「具体的に作るということですかね?」と質問すると、神谷代表は「何かそれはみんなで話し合って決めていけばいいんじゃないですかね。特にこうしなければいけないというところまで限定して考えていません」と回答。



さらに安田氏が「これ例えばその、”そういう心を有していない”という風に認定された場合、日本生まれの日本国籍者であっても日本国籍を剥奪するというそういう可能性もあるんでしょうか?」と聞くと、神谷代表は「いや、それはないですね。それは論理の飛躍だと思いますよ」と笑いながら否定した。



また、荻上氏が「いや、これ憲法草案なので、具体的な憲法解釈などによって当然変わりうる答えだと思います」と指摘し、「憲法について参政党は『創憲』だと言っていますが、これは具体的に一条ずつ改正するというものではなく、丸ごと入れ替えるということになるんでしょうか?」と質問。神谷代表は「そうですね、そういうことを前提に考えています」と、憲法の”入れ替え”を肯定。



これに、荻上氏が「今の国会法だとそれは違法になりますが、どのようにして正当化されるんでしょうか?」と問うと、神谷代表は「それはやっぱり国民の議論が必要じゃないですかね。最終的には全て国民主権で、国民が決めていけばいいので、そういったもので作り直そうということで、まず憲法改正を1段階やって、そこから作り替えていけばいいんじゃないですかね」と回答。



続けて、荻上氏は「国会法を破る議員が、その議論というのを国会に提示することがそもそもできるんでしょうか?」と前提を問うと、神谷代表は「うん、じゃあそれね、ルールっていうのはみんなで話し合って変えていけばいいので、今あるルールに抵触することは全部やってはいけないってなるとですね、何も変えられないことになりますから、ルールは国会で話しあって、国民の皆さんの了解を得て、新たに変えていけばいことであって、一様にルールを破るってことにはならないと思いますね」と持論を展開した。



「段階を追って改正するということですか?」と荻上氏から確認されると、「うん、もちろんそうです。法律は守らないといけないですから、きちっと手続きを踏んでやっていくということですね」と、“法に則って憲法を替える”と主張していた。



入れ替えを含め、参政党の憲法案について様々な持論を語った神谷代表だが、“日本を大切にする心”の確認方法として「宣誓」という大胆な提案には、X上でツッコミが相次ぐことに。



《宣誓…って私も言っちゃった。「私は日本を大切にします!」って誓うんだ…》
《参政党の神谷氏がラジオで「“日本を大切にする気持ち“はどう証明するのか」という質問に「宣誓させればいい」と即答していて、呆れてしまう》
《驚きすぎて一瞬フリーズしたわ。 宣誓!?!?》
《参政党の描く国家観に国民の「思想信条の自由」はない》
《日本を愛する気持ちをどうやって測るのか、という質問に対する神谷宗幣の「宣誓とか」、って発言もかなりびっくりした。TBSラジオのスタジオも絶句してた》

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  • 山本太郎が天皇に手紙を手渡した時「不敬だ!」と喚いていた連中は「天皇に側室を」なんて言ってた神谷にはダンマリなのは得意のダブスタってやつか?
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