
キャセイグループは、日本路線の座席利用率が大幅に減少したことを、6月の輸送実績で明らかにした。
フルサービスキャリアのキャセイパシフィック航空と、格安航空会社(LCC)の香港エクスプレス航空のいずれも影響を受けたものの、輸送能力の多くを占める香港エクスプレス航空はより大きな影響を受けた。
香港エクスプレス航空の座席利用率は70.5%で、前年比15.7%減となった。供給量は増加し、旅客数は582,886人(前年比16.5%増)だった。
キャセイパシフィック航空も日本路線で影響を受けたものの、英米からの留学生の利用、新設したローマ・ミュンヘン線の好調、東南アジアや中国本土への需要増加によって、座席利用率は85.6%(同2.1%増)となった。
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