モドリッチ退団で空位となったレアル・マドリードの「10番」…現地紙が“後継者候補”2名を紹介

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2025年07月22日 17:09  サッカーキング

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レアルの「10番」を背負っていたモドリッチ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードの「10番」は誰に引き継がれるのか。21日、スペイン紙『マルカ』が2人の候補選手を伝えている。

 FIFAクラブワールドカップ2025終了後にクロアチア代表MFルカ・モドリッチが退団したレアル・マドリード。在籍した13シーズンでクラブ史上最多となる計28個のタイトルを獲得してきた同選手の退団により、“白い巨人”の「10番」は一時的に空位となった。新シーズンのラ・リーガ開幕戦まで残り1カ月を切ったなか、『マルカ』は新たな「10番」候補となる2人を紹介。数々のクラックが身に纏ってきた背番号は、一体誰に引き継がれることになるのだろうか。

 『マルカ』が1人目の候補として名前を挙げたのは、現在「9番」を着用中のフランス代表FWキリアン・エンバペ。母国の代表チームで「10番」を背負うストライカーは、加入1年目ながら公式戦59試合出場44ゴール5アシストを記録するなど、圧倒的なパフォーマンスを披露した。同紙は、エンバペがモナコ在籍時も「10番」を着用していたと紹介しつつ、「彼にはそのイメージ、地位、そしてその背番号を背負うにふさわしい実績がある」と主張。一方、「現時点でキリアンはクラブに対して10番を要求していない」と報じながら、背番号の決定権がレアル・マドリードの経営陣にあると指摘した。

 2人目の候補は、現在「15番」を背負うトルコ代表MFアルダ・ギュレル。『マルカ』は、シャビ・アロンソ新監督の下で序列を高めるギュレルについて、「その背番号を担うにふさわしい資質と風格がある」と見解を示している。また、選手本人も「10番」への変更に前向きである模様。レアル・マドリードでのラストマッチを終えたモドリッチは、試合後に自らのユニフォームをギュレルへ手渡しており、この行為が大きな意味を持っている可能性があるという。

 なお、「10番」が空位のままシーズン開幕を迎える可能性もあるようだ。元ドイツ代表MFメスト・エジル氏が退団した翌2013−14シーズンは、「10番」不在でラ・デシマ(通算10回目のチャンピオンズリーグ優勝)を達成。2014年7月にコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが加入するまでの1年間は空位となっていた。

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