画像提供:マイナビニュースオレンジページは7月17日、「炊飯事情」に関する調査結果を発表した。調査は4月23日〜5月7日、国内在住の20歳以上のオレンジページメンバーズの女性を対象にインターネットで行われ、1,323名から有効回答を得た。
ご飯を炊く頻度を聞いたところ、「1日に一度」が最多の47.3%。「1日に二度以上」(10.7%)を合わせると、ご飯を「毎日炊く」人は58.0%と6割近くに。また、1回に炊く量としては「1〜2合」(47.8%)が最多となったが、中高生の子どもがいる家庭では「3〜4合」が最も多い結果となった。
続いて、炊飯器を選ぶ際に重視するポイントを複数回答で答えてもらったところ、「日々の手入れのしやすさ」(62.2%)、「何合炊きか」(52.1%)、「炊き上がりの食感・味が好みに合うか」(47.5%)が上位に。そのうち、最も重要だと思うものを一つだけ選んでもらうと、「炊き上がりの食感・味が好みに合うか」(21.7%)がトップとなり、ご飯のおいしさを重視する傾向がうかがえた。
次に、炊飯器についているさまざまな機能について、よく使う機能を教えてもらったところ、「予約炊飯(タイマー)」や「早炊き」(ともに56.2%)、「炊込みご飯の炊飯メニュー」(52.9%)で半数を超えたが、炊飯器の保温機能について42.8%が「保温はしない」と回答。保温機能を利用している人に保温時間を聞いたところ、「1時間未満」(15.9%)や「1時間〜2時間未満」(13.2%)が上位に。多くの人が「保温しない」あるいは「短時間の保温」にとどめているよう。
保温しない理由を聞くと、「味が落ちるから」(53.9%)がトップとなった一方、保温する人の悩みでも「味が落ちる」(47.4%)や「ご飯が硬くなる」(36.4%)が上位に。保温機能利用の有無にかかわらず、多くの人が保温による味の変化を気にしていることがわかった。
最後に、日々の炊飯器のお手入れでめんどうに感じることを教えてもらったところ、「内ぶたを洗う」(47.6%)、「内釜のご飯のぬめりが落ちにくい」(21.9%)、「内ぶたに凹凸があって洗いにくい」(20.3%)など、約8割の人が何らかのめんどうを感じていることがわかった。(CHIGAKO)