東海S2025に出走予定のヤマニンウルス(24年7月撮影、ユーザー提供:Dヘリオスさん) 武豊騎手がヤマニンウルス(牡5、栗東・斉藤崇史厩舎)で東海ステークス(3歳上・GIII・ダ1400m)の6年ぶり3勝目を狙う。
武豊騎手は前身のウインターS時代も含め、これまで東海Sに13回騎乗している。初勝利は15年のコパノリッキー。19年にインティで2勝目を挙げている。ちなみにこの2頭はともに次走でフェブラリーSを制している。
今年のパートナーはヤマニンウルスだ。24年のプロキオンSの覇者。その後は勝利から遠ざかっているものの、ここならポテンシャルは上位だ。前々走のコーラルS以来、2回目の1400mがカギとなるが、当時がゴール前で追い上げての0秒1差3着だから、適性はある。立ち回り一つで勝ち負けに食い込めるだろう。
プロキオンSとの条件変更によって、施行時期を7月に移し、出走条件が3歳以上、距離がダ1400mとなった一戦。名手が存在感を発揮できるか、その手綱捌きに要注目となる。