Nothingは7月22日、スマートウォッチ「CMF Watch 3 Pro」を発表した。前モデルより大型化した1.43型ディスプレイを搭載し、バッテリー持続時間も向上。7月24日からNothing.techとAmazonで発売する。価格は1万3800円(税込み)。
●1.43型の有機ELディスプレイを搭載
CMF Watch 3 Proは、1.43型のAMOLEDディスプレイを搭載。前モデルWatch Pro 2の1.32型から画面サイズが拡大し、最大輝度は650ニト(前モデルは620ニト)に向上した。ベゼルも細くなり、より多くの情報を表示できるようになった。
カラーバリエーションは、ライトグレー、オレンジ、ダークグレーの3色。シリコン製のバンドを採用し、スポーツシーンから日常使いまで幅広く対応する。
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対応OSはAndroid 8以降およびiOS 13以降。専用アプリ「CMF Watch」を通じてスマートフォンと連携する。
●120種類のウォッチフェースを用意 動画の表示も可能
ウォッチフェースは発売時に120種類以上を用意。前モデルの110種類から増加し、今後もさらに追加される予定だ。特徴的な機能として、短い動画クリップをウォッチフェースとして使用できる機能を搭載。ペットの動画など、お気に入りの映像を文字盤に設定できる。
●心拍数測定や睡眠管理などのヘルスケア機能を搭載
心拍数測定、血中酸素飽和度(SpO2)モニタリング、睡眠管理などのヘルスケア機能を搭載。アルゴリズムの改善により、前モデルよりも精度が向上している。水分補給のリマインダーや座りすぎ防止のアラートなど、日常の健康管理をサポートする機能も備える。
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スポーツモードは130種類以上に対応。自転車やヨガなど、前モデルから対応する運動の種類が増えた。
●主なスペック
バッテリー容量は350mAhで、フル充電で約13日間の使用が可能。前モデルのWatch Pro 2(305mAh、11日間)からバッテリー容量・持続時間ともに向上した。
新たにマイクを追加し、Bluetooth通話機能を搭載。高品質な通話が可能になった。前モデルで指摘されていたBluetooth接続の安定性についても、スマートフォン側のアプリを抜本的に改良することで改善を図っている。
GPS機能は3つの衛星システムから2つを選択する方式を採用し、前モデルよりも位置精度が向上。高層ビルが多い都市部でもGPSの感度が改善されている。
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防水防塵(じん)性能はIP68に対応。前モデル同様、水深1.1メートル以下の静水に30分間浸水させても問題ない耐水性を持つ。
●デザインと機能のバランスを追求
CMF Watch 3 Proは「wonderful by design」のコンセプトのもと、デザイン性と機能性を両立。1万3800円という手頃な価格設定ながら、大画面ディスプレイや長時間バッテリー、Bluetooth通話など充実した機能を搭載した。
CMF Phone 2 Proと同日の7月24日に発売する。Nothing.techとAmazonで購入できる。
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