「BARCELONA 桃李」夢乃あい(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/07/22】バルセロナグループの福岡中洲・桃李(とうり)の夢乃あい(ゆめの・あい)。「先延ばしにしていたら、ずっと何もない人生になる」——保育士からキャバ嬢に転身した彼女が語る、挑戦し続ける人生哲学と行動力の秘密。将来のカフェ経営という新たな夢に向かう、その原動力を探る。【インタビュー全2回の1回目】
【写真】中洲キャバ嬢・夢乃あいが可愛い◆夢乃あい、保育士とのダブルワークでキャバ嬢デビュー
― まず、キャバ嬢というお仕事を始めるに至った理由や経緯について教えていただきたいです。
夢乃:22歳まで保育園で働いていました。福岡の田舎の方だったので、一人暮らしをしてみたくて、市内に出てきて掛け持ちを始めたんです。当時の仕事はハードで、早起きですし、給料も安かったので、田舎の方では居酒屋と掛け持ちをしていたのですが、市内に出てからすべてが変わりました。田舎と中洲は全然違うんです。時給も初めから高くて、それだけですぐ生活もできるようになりました。
中洲に出てきてからは一度ドームでビールの売り子のバイトもやって、常連さんに毎回ビールを買ってもらったり、プレゼントや差し入れをいただいたり、楽しかったです。毎日試合があるわけでもないので、派遣で夜職をちょこっとして、お店を在籍に決めてから本格的に始めました。でも、その後に保育園が恋しくなって、保育士をダブルワークで始めたのですが、今はキャバ嬢一本になっています。
― 保育士になろうと思ったきっかけは?
夢乃:アルバイト先で小さい子と関わることがあって、本当は看護師になりたかったんですが、学校に落ちちゃって。子どもが好きなので保育士になろうと思いました。
― 資格を取るのは大変でしたか?
夢乃:めちゃくちゃ大変でした。高校はあまり勉強に力を入れていなくて、入ったときに下から2番目の点数で(笑)。「やばい!」と思って勉強も頑張りました。あと、ピアノを大学から始めたことに一番苦戦しました。
◆夢乃あい、学生時代はアルバイトに没頭
― 学生時代についてもお聞きしたいです。
夢乃:小学校は同級生の男の子が横に住んでいて、一緒に外ではしゃぎ回る感じでした。変なところに登って人の家に入って怒られたこともあって、ちょっと男の子っぽい遊びばかりしていましたね(笑)。高校はめちゃくちゃゆるくて、携帯もバイトもOK。バイトに没頭して、マックで3年間働いていました。その後に保育の短大に行って、しゃぶしゃぶ食べ放題を2年間と、マックは土日だけ。働き続けていました。
― 続ける力がすごいですね。
夢乃:新しい環境にポンと行くよりは地道にそこで頑張っていく方が得意です。働く場所の環境や人がいいから、恵まれていると思いますし、運が強いのかなと思います。
◆夢乃あい、バルセロナは2店舗目 夜職への不安は払拭
― バルセロナに入ったきっかけはなんだったのでしょうか?
夢乃:もともと別のお店に所属していたのですが、SNSで話題になっていたバルセロナを見て、仲がいい子が「行ってみたい」と言っていて。私は当時は「違う店に行っちゃうの寂しいな」と思っていましたが、もともといたお店が閉まりそうになったので、私の年齢が上なこともあって、その前に大きいお店に行きたいと考えたんです。円満に「いってらっしゃい」と送り出してくれました。
― 夜職に対して怖いイメージや不安はありませんでしたか?
夢乃:最初はありましたが、働いてみたらそんなことはありませんでした。ただ、イメージがあまり良くないこともあるので、本当に仲いい人以外には働いていることは言っていません。
― ご両親には相談されましたか?
夢乃:お母さんだけにはこっそり話して、最初は「お父さんにバレたら大変だからね、気をつけてね」と。でもお母さんは挑戦することに対してマイナスなことは言わないから応援してくれるし「嘘を隠すくらいなら全部言ってほしい」という感じなので、今でもお客さんとゴルフに行った写真を送ることもあります。
― お父様はいつ頃知ったのでしょうか?
夢乃:この間、韓国にお仕事で行くと話したときにぽろっと出てしまって。複雑そうだったけど、応援してくれるような反応でした。
◆夢乃あいがバルセロナで働く理由
― バルセロナでの勤務はいかがですか?
夢乃:最初はめっちゃきつかったですが、一緒に移籍した子がいたから「頑張らないとね」と。大変だったけど心強かったです。黒服さんもめちゃくちゃサポートしてくれます。仕事以外の時間でもLINEしたら返してくれて、アドバイスをくれることもあります。
― 写真撮影も充実しているようですね。
夢乃:オープン前から写真を撮る機会があって、誕生日の写真、宣材写真、グラビアの写真とたくさん撮っていただきました…。すごいところは、メイクさんとカメラマンさんがプロなので、自分にはできない化粧をしてもらって、自然な写真を撮ってもらって。名刺もめっちゃ反響良くて、お客さんとの会話も弾みます。
◆夢乃あい、将来の夢はカフェ経営
― 将来の目標はありますか?
夢乃:自分でカフェを開くことを目標にしています。2歳の頃からの幼馴染と一緒にやろうとしていて、実はもう物件も決まっているんです。腸活をテーマに、体にいいサラダを提供できるようなお店にしようと考えています。
◆夢乃あいの夢を叶える秘訣
― それでは最後に夢を追いかけているモデルプレス読者へ、あいさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
夢乃:なんでもポジティブに考えて、いろいろな経験をした方がいいと思います。先延ばしにしていたらずっと何もない人生になるから、挑戦してほしいです。「あの人、何してるんだ?」みたいに思われることもあると思うけど、私はその意見を全然気にしていなくて。自分は自分だし、今はやりたいことがなくても、だんだん勝手にできるし、行動力とポジティブな気持ち、いろんな経験をどんどんやるのが大事かと思います。「めんどくさい」という気持ちと戦うには、先にやってしまう。契約する、お金を払うとか、あとは人に言ってしまうとやるしかなくなりますよ。ずっと何もない人生になるのはもったいないです。
― ありがとうございました。
どんな困難も「ポジティブに考える」ことで乗り越えてきたあい。保育士から夜職への転身、そして将来のカフェ経営まで、彼女の人生は常に新しい挑戦の連続だ。「めんどくさい」という気持ちに負けず、行動を起こし続ける彼女の姿勢は、多くの人に勇気を与えるだろう。後編では、彼女のプライベートに迫る。(modelpress編集部)
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