
今回は、発売中の全2種類をフードライターの筆者が実食し、本音でリポートします。
1.「トムヤムクンヌードル」

こちらの「トムヤムクンヌードル」は、海老やパクチーなどの生鮮原料を煮込んだスープに、酸味(レモングラス)、辛み(唐辛子)、甘み(たまねぎ)などを加えた本格的なトムヤムクンの味わいを楽しめる商品。
タイのブランドである「Yum Yum(ヤムヤム)」は発売から53年、競争が激しいタイ国内の即席麺市場において抜群の人気を誇っており、タイ国内で年間8億食を販売しているのだそう。

こちらは、タイ国内で製造されたスープと、もちもちとした日本オリジナルの麺を組み合わせた「味の素」の商品で、両国の魅力を掛け合わせたハイブリッドな即席麺です。
|
|

食べ進めると、喉にガツンとくる辛さ! 程よい酸味にスパイスが効いたスープは、まるでタイの屋台で食べているかのようなクセになる味わいです。
エビなどの魚介の味わいもほんのりと感じられてGood。麺は、太めでもちもちとしていて食べ応えがあります。
そのままでももちろんおいしいですが、好みの具材を入れてアレンジするとさらに満足感がアップします。
フードライターの筆者は、溶きたまごと豚肉と長ネギを入れて煮込んでみました。たまごを入れると、辛さが少しマイルドになるため「辛すぎると不安」という人にもおすすめです。トッピングにパクチーを入れるとよりエスニックな味わいになりますね。
|
|
2. 「トムヤムクンクリーミーヌードル」

続いて紹介するのは「トムヤムクンクリーミーヌードル」。こちらは、海老やパクチーなどを煮込んだスープに、クリーミーな酸味を加えたタイプです。

こちらも同様に、鍋に400mlのお湯を沸騰させ、麺を入れて4分間ゆでます。火を止めて、粉末スープと調味油を加えて完成です。

食べてみると、クリーミーな味わいを感じつつも、食べ進めるうちにしっかりとした辛さがやってきます。辛さの中に酸味や甘みもあり、奥行きのある味わい深いおいしさを満喫できる一品です。
筆者は、この「トムヤムクンクリーミーヌードル」の方が、日本人には食べやすいと感じました。
より本場の味に近いのは、最初に紹介した「トムヤムクンヌードル」の方だと思います。食べ比べてみるのもいいかも!
「Yum Yum」は、タイ屋台で食べるような本格的な味わいをおうちで手軽に楽しむことができます。気になった人は、ぜひ近所のスーパーや、Amazonや楽天などのオンラインサイトでチェックしてみてくださいね。
|
|
【この記事の筆者:市岡 彩香】
グルメを中心に執筆するフリーライター。特にカルディやシャトレーゼに精通。トレンドのリサーチは欠かさず、新商品の試食は日課。取材ライターとしても活動中で、これまでに取材した人数はタレントや経営者を含め500人以上。蓄積したグルメ情報と取材力を生かし雑誌やWebなど幅広いメディアで執筆中。
(文:市岡 彩香)