真造圭伍による漫画『ひらやすみ』のアニメ化・実写ドラマ化が7月22日に発表され、ファンを中心に大きな反響を呼んでいる。
参考:【画像】『ひらやすみ』ひまわりが映える真造圭伍の映像化お祝いイラスト
本作の主人公・生田ヒロトは役者を目指し山形から上京したものの、役者の夢は諦めてアルバイトをしながら平屋で暮らしていた。そんな彼のいとこであり、大学に進学するため上京してきた小林なつみもヒロトの平屋で一緒に暮らすこととなる。東京・阿佐ヶ谷を舞台に、ヒロトやなつみはじめ個性豊かな人々が送る、それぞれの日常が描かれる作品だ。
2021年4月より「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載されている本作は、連載開始直後から注目を集め「輝け!ブロスコミックアワード2021」大賞に選ばれたほか、2022・2024年の「マンガ大賞」最終候補にもノミネートされている。
注目度はもとより各界からの評価の高い本作のアニメ化・実写ドラマ化であることもあいまって、SNSでは喜びの声が多く投稿された。このたびの発表と合わせ原作者・真造圭伍は「アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです!!完成作品を観るのを楽しみにしています!!」とコメントしている。
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本作の魅力の1つとして、作中で実在する場所が数多く描かれる点が挙げられる。JR阿佐ヶ谷駅や阿佐谷パールセンター商店街、たこ焼き屋・わいたこいちばん店、居酒屋・ぼてふりの四文屋など……。阿佐ヶ谷になじみのある人は本作の世界を目にしているだけで、ほんの少しうれしい気持ちを抱くはず。
実際の阿佐ヶ谷を背景に作中のシーンを再現したコラボMV「『ひらやすみ』×『スカート』コラボPV - 阿佐ヶ谷篇」も制作され、YouTubeに投稿されている。本作を通して描かれる阿佐ヶ谷の景色は、アニメではどのように描かれ、実写ドラマではどのように映るのか、非常に楽しみだ。
ちなみに真造圭伍の妻であり漫画家・谷口菜津子の作品『じゃあ、あんたが作ってみろよ』のドラマ化も7月17日に発表されたばかりだ。両作品の続報に注目したい。
(文=加藤かづき)
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