夏場のビジネスシーンの課題、“通勤時の汗問題”や“オフィスの男女体感温度ギャップ”

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2025年07月22日 21:10  ナリナリドットコム

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「洋服の青山」を展開する青山商事は、「夏場のオフィス環境と服装に関する意識調査」を実施。その結果、通勤時の汗問題やオフィス内の空調に関する男女間の体感温度ギャップなど、夏場のビジネスシーンを快適に乗り切るための課題が浮き彫りになった。

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この調査は全国824名のビジネスパーソンを対象に実施したもの。「働き方改革」や「リモートワークの定着」が叫ばれて久しいが、“会社への出社頻度”についてたずねたところ、「週5日」が78.9%にのぼり、出社を伴う働き方が現在では主流となっている実態が確認された。

そうした中、“夏場のビジネスウエアを着用する際の悩み”をたずねたところ、「汗による不快感」(53.5%)が過半数を占め、「汗染みが目立つ」(24.4%)といった声も上位に挙がるなど、「汗」の悩みが夏場のビジネスウエア着用の大きな悩みとなっていることが判明。

また、ビジネスウエア着用時の不満点として「洗濯や手入れの手間」(29.1%)、ビジネスウエアに最も期待する効果としても「洗濯機で洗える・手入れが簡単」(17.8%)がそれぞれ上位に挙がっていることから、ビジネスウエアを選択するにあたって日々のケア負担軽減のニーズが高まっていると考えられる。

さらに、調査では「通勤時に最も汗をかくことが多いと感じる体の部位」についても質問。その結果、「脇(男性53.3%、女性67.9%)」が最も多く、次いで「背中(男性48.2%、女性47.1%)」が上位にランクインした。男女問わず同様の傾向にあり、汗による不快感が特定の部位に集中し、ビジネスパーソンがこれらの部位の汗対策に適したウエアやアイテムを求めている可能性を示唆している。

通勤時の汗問題に悩まされながらオフィスに到着したビジネスパーソンを待ち受けるのは、今度はオフィス内における体感温度差という課題。夏場のオフィス環境における不満点について聞いてみると、男女間で空調に関する認識に大きな違いがあることがわかった。具体的には、女性の40.0%が空調の“効きすぎ”による寒さを感じる一方で、男性の30.8%は空調が“弱すぎて”暑さを感じているという結果に。この男女間の「体感温度ギャップ」は、夏場のオフィスでの服装選びをさらに複雑にしていると言える。

夏場のオフィスにおける体感温度の男女差は、具体的な対策行動にも明確な違いとして表れている。オフィスの寒さ対策として、女性の76.4%はカーディガンや薄手のジャケットなど羽織るものを夏場でも常備していることが判明。一方で、寒さを感じながらも特に対策をしていないのは、女性が8.5%に対して男性が28.6%と、男女間で大きく異なる実態が明らかになった。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250796744.html



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