アーセナル、ギェケレシュ獲得がようやく決着か…総額125億円で合意で近日中にメディカルチェック実施へ

　アーセナルは、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの獲得が間近となっているようだ。22日、イギリス『ギブミースポーツ』など複数メディアが報じている。

　現在27歳のギェケレシュは、母国のIFブロマポイカルナでプロデビューを飾ると、ブライトンやコヴェントリーを経て、2023年夏にスポルティングに加入。移籍初年度から活躍すると、2024−25シーズンもその勢いはとどまることを知らず、2シーズンで公式戦102試合に出場し、97ゴール28アシストを記録した。

　その活躍によりギェケレシュは、今夏の移籍市場の注目銘柄となっており、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが関心。なかでもギェケレシュ本人はアーセナル行きを望んでいるとされ、すでに個人合意に達しているとも報じられていた。7月13日には、イギリス『BBC』など主要メディアが、アーセナルが同選手の獲得で合意に近づいていると伝え、正式発表は時間の問題とされていたが、そこから交渉は一時停滞していた。

　そんななか、アーセナルとスポルティングの交渉は最終的に合意に達したようで、移籍金は6300万ユーロ（約108億円）＋1000万ユーロ（約17億円）のパッケージでまとまる模様。また、当初は移籍金の10パーセントが代理人への手数料として支払われる予定だったが、代理人がこれを放棄したことで、7000万ユーロ（約119億円）の固定移籍金から6300万ユーロへと減額されたとも報じられている。

　さらに契約期間は2030年6月までの5年契約を締結する見込みで、ギェケレシュは近日中にロンドンへ渡り、メディカルチェックを受ける予定となっている。