ユヴェントス、F・コンセイソンの完全移籍加入を発表…5年契約締結

　ユヴェントスは22日、ポルトからレンタル移籍で加入していたポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンが完全移籍で加入したことを発表した。

　発表によると、ユヴェントスはF・コンセイソンと2030年6月30日までとなる5年契約を締結。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユヴェントスへの加入だけを望んでいたF・コンセイソンはポルトでの契約金20パーセントを放棄したほか、ユヴェントスは3000万ユーロ（約52億円）を超える移籍金を4回に分けて支払うことでポルトと合意したことを伝えている。

　現在22歳のF・コンセイソンはポルトの下部組織出身で、2021年2月にトップチームデビューを果たした。2022年7月にアヤックスに完全移籍となったが、翌年9月にレンタル移籍でポルトに復帰し、2024年7月に完全移籍となった。それでも、同年8月にユヴェントスへとレンタル移籍となると、2024−25シーズンは公式戦40試合出場で7ゴール6アシストを記録していた。

　2024年3月にはポルトガル代表デビューも果たし、通算11試合に出場しているF・コンセイソンには、今夏プレミアリーグの複数クラブからも関心が寄せられていたようだが、同選手自身がユヴェントスへの完全移籍のみを希望していたこともあり、新シーズンもユヴェントスでのプレーを続けることとなった。