【テニス】北山智也が現役引退発表「決勝まで勝ち上がることが現実的に難しいと感じ…」

男子テニスでグランドスラム出場を目指していた北山智也（28）が、引退を発表した。

23日までに自身のインスタグラムを表明。長文で思いをつづった。

荘厳な景色を前に正座する写真を投稿し「急な報告になってしまいますが、この度プロテニス選手としての活動を引退することを決意しました」と投稿。

引退を決めた理由を「先月大会に出場し、もう従来のようなパフォーマンスを発揮することができず大会の初戦から決勝まで勝ち上がることが現実的に難しいと感じ、引退という決断に、判断に至りました」と説明した。

「自分の活動が目標に届かなかったことも最後怪我をしてしまったことも、自分自身が満足に選手活動に集中できる環境を整えることができなかったことも全て自分自身の実力。悔しい気持ちはありますが、自分なりにできることはやり切ったと思っています」と一定の納得はできている様子。

今後については「どのような道に進むかは決めていませんが、どんな選択であっても生涯トライ＆エラーであることを忘れずに引き続き成長していきたいです」と宣言した。

そして、最後には「本当に沢山の方に見守っていただいてもらった現役生活でした。自分がラケットを初めて握ったときから今日に至るまで関わってくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。長い間私の挑戦にお付き合いいただき、本当にありがとうございました」と締めくくった。

◆北山智也（きたやま・ともや）　1997年（平9）4月15日、神奈川県生まれ。右利き。得意なショットはバックハンドストローク。趣味釣り。好きな言葉は「Life is that forever try and error」。170センチ、67キロ。