4試合ぶりの安打を放ったカブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)○ カブス 6−0 ロイヤルズ ●
<現地時間7月22日 リグリー・フィールド>
シカゴ・カブスがロイヤルズとの本拠地2戦目に快勝。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、ダメ押し適時打を放って連敗ストップに貢献した。
連敗中のカブスは2回裏、MLB21年目のベテラン左腕ヒルを攻め立て、新人マット・ショウの適時打など2点を先制。5回裏にはピート・クロー・アームストロングが敵地二塁打を放ち、リードを3点に広げた。
さらに7回裏、鈴木が無死満塁の好機で第4打席を迎えると、2番手右腕ボーランのスライダーに詰まりながらもセンター前に運んで適時打。4試合、17打席ぶりとなる安打で貴重な追加点を挙げた。その後、二死一、三塁で6番ダンズビー・スワンソンの打席、一塁走者の鈴木が二塁へスタートを切ると、一二塁間で挟まれるフェイクを見せて三塁走者カイル・タッカーの本塁生還を演出。この回3点を追加し、ロイヤルズを突き放した。
投げては先発左腕マット・ボイドが7回無失点と好投し、6月14日から無傷の6連勝で今季11勝目をマーク。7月1日のガーディアンズ戦から続く無失点記録を23イニングに更新し、防御率をナショナル・リーグ2位の「2.20」に低下させた。
この試合の鈴木は3打数1安打、1打点、1四球、1盗塁を記録し、今季成績は打率.258、26本塁打、81打点、OPS.853。ナ・リーグ打点部門1位に立つエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)との差を5打点に縮めている。