
■MLB ドジャースーツインズ(日本時間23日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの山本由伸(26)が本拠地でのツインズ戦に今季20度目の先発、5回で降板、101球を投げて、被安打5、奪三振8、四死球1、失点3(自責点1)、防御率は2.59から2.55。15人の打者に対し、フルカウントが6人と序盤で球数が増えてしまいコントロールに苦しんだが中盤はしっかり修正した。
14日のジャイアンツ戦では7回無失点に好投、16日の初出場となったオールスターではローテーションの都合で登板機会がなかった山本、後半戦初登板はメジャー初対戦となるツインズ戦。
前日22日の対大谷の時と打順を7人替えてきたツインズ、山本は1回、1番・バクストン(31)をカウント2−2と追い込むと、外角低めのチェンジアップを投げ込んだが平然と見送られた。山本とW.スミス(30)のバッテリーはサイン交換を悩み、珍しく球種が決まらずに山本は思わずマウンド上で苦笑いを浮かべた。そして、フルカウントから内角高めのストレートで空振り三振。
先頭を打ち取ると2番・R.ジェファーズ(28)はシンカーでバットの芯を外してショートゴロ、3番・W.カストロ(28)はフルカウントからストレートで見逃し三振と立ち上がりを無失点に抑えた。
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2回には4番・C.コレア(30)を追い込みながらもスプリットをバットに当てられてボテボテのサード内野安打、アンラッキーなヒットを許すと、5番・T.フランス(31)には四球。無死一、二塁で6番・M.ウォールナー(27)をカウント1−2と追い込んだが、ここからスプリットが2球連続で決まらずフルカウント、この場面で山本はスミスのサインに3度首を振り、サインが決まらなかった。
ウォールナーをライトフライに打ち取り、1死一、三塁で7番・R.ルイス(26)にはカウント0−2から見極められているスプリットが甘く入りサードに強烈なゴロ、これをM.ロハス(36)が弾きタイムリーエラー、2死一、二塁から9番・C.バスケス(34)もカウント1−2と追い込みながらスプリットがまたも甘く入り左中間へ2点タイムリーツーベース。スプリットを置きに行ったところを叩かれて、この回3失点。
3回、先頭打者にヒットを許したが、4番・コレア、5番・フランスをストレートで2者連続の見逃し三振とようやくリズムをつかみ始めた。4回も無失点に抑えた山本にようやく打線が援護、4回、2つの四球で無死一、二塁で5番・A.パヘス(24)が2試合連続19号スリーランで3対3の同点。山本を救う一撃となった。
同点に追いついてもらった山本は5回のマウンドにも上がり、ツインズ打線3巡目を迎えたが1死から2番・ジェファーズをストレートで空振り三振、3番・カストロをスプリットで空振り三振と点を取ってもらった次のイニングをしっかり締めた。
山本は5回で降板、101球を投げて、被安打5、奪三振8、四死球1、失点3(自責点1)、15人の打者に対し、フルカウントが6人と序盤で球数が増えてしまいコントロールに苦しんだが中盤はしっかり修正した。
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