大谷翔平 日本選手初の4戦連発36号 山本は5回3失点、ド軍は中継ぎ陣が6四球&ケガでの降板と緊急事態

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2025年07月23日 14:50  TBS NEWS DIG

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■MLB ドジャース7ー10ツインズ(日本時間23日、ドジャー・スタジアム)

【一覧】大谷翔平が“二刀流復帰” ドジャースこれまでの試合結果と予定

ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でのツインズ戦に“2番・DH”で出場し、5打数1安打2打点。9回の最終打席で日本選手初の4試合連続ホームランとなる36号を放った。先発の山本由伸(26)は5回、101球を投げて、被安打5、奪三振8、四死球1、失点3(自責点1)、防御率は2.59から2.55。コントロールに苦しんだが粘りのピッチング、勝敗はつかなかった。

前日22日には“二刀流”で今季3度目となる3試合連続の35号を放った大谷、「見え方がまず良いので調子が戻ってきている」と話した。ツインズの先発はS.ウッズ=リチャードソン(24)、大谷は初対戦となった。

1回の第1打席、ストレートで攻められてカウント0−2と追い込まれると、3球目も内角高めのストレートで空振り三振。全球ストレートの3球三振、大谷は前の試合から4打席連続三振となった。

2回、先発の山本由伸(26)は1死一、三塁で7番・R.ルイス(26)にはカウント0−2からスプリットが甘く入りサードに強烈なゴロ、これをM.ロハス(36)が弾きタイムリーエラー、2死一、二塁から9番・C.バスケス(34)もカウント1−2と追い込みながらスプリットがまたも甘く入り左中間へ2点タイムリーツーベースでこの回3点を失った。

3回、2死一塁で大谷の第2打席、カウント1ー2からまたもストレートに見逃し三振と前日から5打席連続三振となった。

山本は3回、先頭打者にヒットを許したが、4番・コレア、5番・フランスをストレートで2者連続の見逃し三振とようやくリズムをつかむと、4回も無失点に抑えた。するとその裏、ドジャースは2つの四球で無死一、二塁で5番・A.パヘス(24)が2試合連続19号スリーランで3対3の同点。山本を救う一撃となった。

同点の5回、2死走者なしで大谷の第3打席、ツインズ3人目、B.スチュワート(33)と対戦。1球目からストレート勝負で大谷も全てのボールを振りに行き、2つの空振りと2つのファウル、そして、カウント1ー2からの6球目、158キロのストレートに詰まってセンターフライ、大谷も打った瞬間に左手が痺れたリアクションをした。

粘りのピッチングを見せていた山本は5回も無失点に抑えて降板、しかし、6回、その後を継いだB.カスパリウス(26)が無死満塁のピンチを招くと、7番・ルイスに押し出しの四球を与えると、右足を痛めて1死も奪えず緊急降板となった。ドジャースはそこから3失点と3対6とリードされた。

それでも6回、2死二、三塁から7番・キム ヘソン(26)が右中間へ2点タイムリーで5対6と1点差に詰め寄った。流れをつかみたいドジャースだったが、7回、4人目、W.クライン(25)が1死から3連続四球で満塁、カスパリウス・クラインの2人で6つの四球でゲームが作れない。ここでマウンドに上がったE.へンリケス(23)が7番・ルイスをボテボテのピッチャーゴロに打ち取ったが、1塁へ悪送球。3人の走者がホームに還り、5対9とリードを広げられた。

4点を追う7回、大谷に第4打席、ツインズ5人目G.ジャックス(30)と対戦。カウント2ー2からの5球目、内角高めのストレートを強引に引っ張ったが大きなファウル。そして、6球目のチェンジアップにタイミングを外されてセカンドゴロに終わった。

9回、2死一塁で迎えた大谷の第5打席、ツインズ抑えのJ.デュラン(27)と対戦。2球連続で100マイル(161キロ)オーバーのボールでカウント1ー1、そして3球目、外角低めのチェンジアップを完璧なタイミングで捉えて逆方向へ、打球速度は173キロ、飛距離123.4m、角度は28度、日本人選手初となる4試合連続の36号ホームラン。大谷はメジャー11度目にして快挙を達成した。

ドジャースは中継ぎ陣が出した四球が失点となり、10失点。さらには前日22日の抑えのT.スコット(32)に続き、ロングリリーフとして頑張ってきたカスパリウスも右足を痛めての緊急降板と厳しい状況になった。

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