ブルペン崩壊のドジャースが2桁失点で敗戦 大谷翔平は4戦連発の36号2ラン 山本由伸は5回3失点で勝敗付かず

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2025年07月23日 14:58  ベースボールキング

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先発登板したドジャース・山本由伸(写真=GettyImages)
● ドジャース 7−10 ツインズ ○
<現地時間7月22日 ドジャー・スタジアム>



 ロサンゼルス・ドジャースがツインズとのカード2戦目に完敗。大谷翔平選手(31)は「2番・指名打者」でフル出場し、36号本塁打を記録。先発登板した山本由伸投手(26)は5回3失点という投球で勝敗付かなかった。



 オールスターゲーム明け初の先発マウンドに上がった山本は初回、前日に先頭打者アーチの1番バクストンをフォーシームで空振り三振に仕留め、2番ジェファーズは遊ゴロ。3番カストロからもフォーシームで見逃し三振を奪い、三者凡退の立ち上がりを見せた。



 しかし2回表、先頭打者コレアの打ち取ったゴロが三塁への内野安打になると、後続に四球を与えるなど一死一、三塁とピンチを背負った。7番ルイスは併殺コースの内野ゴロに仕留めたかに思われたが、三塁手ミゲル・ロハスの失策により先制点を献上。なおも続いたピンチで8番ベイダーを空振り三振として二死まで漕ぎつけるも、9番バスケスに左中間突破の2点適時二塁打を浴び、この回3点を失った。



 3回表にも先頭打者に安打を許したが、4番コレア、5番フランスから連続三振を奪うなど無失点。4回裏にはアンディ・パヘスが2戦連発となる19号3ランを放ち、試合を振り出しに戻した。球数92球で5回表にも続投した山本は、打者3巡目の1番バクストンを初球で一ゴロに打ち取り、2番ジェファーズをフォーシーム、3番カストロをスプリットで連続三振。わずか9球で三者凡退に抑え、この回限りで降板した。



 ドジャースは同点の6回表、2番手右腕ベン・カスペリアスが二塁打と2四球で無死満塁とピンチを招き、7番ルイスにストレートの押し出し四球。勝ち越し点を与えた直後に右足の不調を訴え、緊急降板となった。思わぬ形で加入後の初登板を迎えた右腕アレクシス・ディアスもツインズ打線の勢いを止められず、この回再び3点のリードを許した。



 6回裏に金慧成の2点適時打ですぐさま1点差に詰め寄ったが、直後の7回表にも4番手右腕ウィル・クラインが3者連続四球で一死満塁とし、5番手右腕エドガルド・エンリケスの適時失策で走者一掃。9回表には6番手左腕ジャック・ドレーヤーが10点目を与え、ブルペン陣で大量7点を失う試合となった。



 5点ビハインドの9回裏、二死一塁から大谷に第5打席が回ってくると、守護神デュランが外角へ投じた100.1マイル(約161.1キロ)のスプリットを左翼スタンドに弾き返し、日本人史上初となる4試合連続本塁打をマーク。ナショナル・リーグ1位に並ぶ36号2ランで一矢報いるも、ドジャースは敗れた。



 この試合の山本は101球で5回を投げ切り、5被安打、1四球、8奪三振、3失点(自責1)という投球。今季20試合目の登板を終えて成績は8勝7敗、ナショナル・リーグ5位の防御率2.55を記録している。

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