西武鉄道が運賃改定、2026年3月から値上げ - 小児IC運賃は一律50円

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2025年07月23日 16:10  マイナビニュース

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西武鉄道は23日、鉄道旅客運賃の変更認可申請が国土交通大臣から認可され、2026年3月に運賃改定を実施すると発表した。あわせて小児均一運賃を導入すべく、実施運賃の変更に関する届出を行ったことも発表。西武線の全区間で小児IC運賃を1乗車50円とする。


同社は2025年3月14日に鉄道旅客運賃の変更認可申請を行った。普通運賃に関して、現行水準より10円程度値上げする一方、観光需要創出・秩父地方活性化を目的として遠距離帯の改定幅を抑制し、池袋〜西武秩父間のICカード運賃を現行の796円(鉄道駅バリアフリー料金を含む)から800円にするなどの改定を行うとしていた。



2026年3月の運賃改定後、初乗り(キロ程1〜4km)のICカード運賃は現行の157円(鉄道駅バリアフリー料金を含む)から169円に。キロ程5km以降の区間も値上げされる。通勤定期は普通運賃の値上げ幅に合わせた改定とし、通学定期は家計負担に配慮して据置きに。運賃への鉄道駅バリアフリー料金の加算は、今回の運賃改定に合わせて廃止する(施設整備は継続して実施)。



小児均一運賃は「西武線沿線にお住まいのお子さまとそのご家族に、今まで以上に日々のくらしやおでかけを楽しんでいただきたい」との思いから導入。運賃改定と同日に実施し、西武線の全区間で小児IC運賃を1乗車50円とするほか、小児通学定期(1カ月)を一律500円、小児通勤定期(1カ月)を一律1,000円とする。小児ICカード限定で、1カ月1,000円で西武線が乗り放題となる小児全線フリー定期券も新たに導入。「小児通勤定期における均一運賃導入、ならびに小児ICカード限定の全線フリー定期券の導入は、大手民鉄初の事例です」としている。(MN 鉄道ニュース編集部)

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  • 隣駅に行くのに現行160円。更に上がるのか。世の中子どもがいる人ばかりじゃないんだけどねー。
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