去就注目のイサク、ニューカッスルとの契約延長には週給約6000万円を要求?

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2025年07月23日 16:26  サッカーキング

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去就に注目が集まっているイサク [写真]=Getty Images
 ニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクは、同クラブとの新契約に高額な給与を要求しているようだ。22日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 現在25歳のイサクは母国のAIKでプロデビューを飾り、ドルトムントやレアル・ソシエダを経て、2022年夏にクラブ史上最高額の7000万ユーロ(約121億円)でニューカッスルへ移籍した。2024−25シーズンはクラブにとって70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ制覇にも大きく貢献するなど、公式戦42試合出場で27ゴール6アシストを記録した。

 現行契約は2028年6月30日までとなっているものの、イサクには複数クラブから関心が寄せられ、その中でもリヴァプールが関心を強めていることが明らかになっており、少なくとも1億5000万ポンド(約299億円)と評価しているニューカッスルは同選手を売却するつもりがない立場を明確にしているが、同選手の去就には注目が集まっている。

 そんななか、19日に行われたセルティックとのプレシーズンマッチ初戦(●0−4)を欠場したイサク。ニューカッスルのエディ・ハウ監督は同選手が残留することに自信を持っていることを主張した一方で、その理由を「私の決断だ。彼は私たちとともにグラスゴーへと移動したが、彼をめぐる憶測を鑑みて帰国させることを決断した」と説明したことから、改めて去就に注目が集まる事態となっている。

 ニューカッスルとしてはイサクの放出を拒否しているものの、来夏には契約期間が残り2年となるため、手放さなければならない状況になる前に同選手との新契約締結を画策していることが明らかになっている。

 しかし、今回の報道によると、契約延長に向けてイサクは週給30万ポンド(約6000万円)を要求している模様で、これほどの大金はクラブの給与体系を崩壊させてしまう可能性があるため、同条件で新契約を締結することは現実的ではないという。

 このような状況から、契約延長に合意できなければ、いずれはイサクの売却に応じる必要性が浮上するニューカッスルだが、果たしてどのような決断を下すのだろうか。

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