STUDIO4℃最新作「ChaO」総作画枚数10万枚超え!原画5点、制作の舞台裏を語るコメント

0

2025年07月23日 17:15  コミックナタリー

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

コミックナタリー

映画「ChaO」の原画
STUDIO4℃が手がけるアニメ映画「ChaO(チャオ)」の原画5点と、制作の舞台裏を語るスタッフのコメントが公開された。

【大きな画像をもっと見る】

8月15日公開の「ChaO」は、人間と人魚が共存する未来社会が舞台のラブストーリー。船舶会社で働くサラリーマンのステファンが、ある日突然、人魚王国のお姫さま・チャオに求婚されたことから物語は始まる。訳もわからないまま共同生活を送ることになるが、純粋で真っすぐなチャオの愛情を受け、ステファンも少しずつ彼女に惹かれていく。公開された原画には、主人公・ステファンの豊かな表情や、スタッフのメモ書きが添えられたキュートに微笑むチャオの姿などが収められた。

手書きアニメーションにこだわり、総作画枚数10万枚超えの圧倒的な作画量で人間と人魚の恋模様を描く「ChaO」。監督の青木康浩は「アドリブが多く上がってくることが多かったのですが、そういうものを楽しみに作っているところもありますし、それを殺してしまうとこの作品の味や良さというものがなくなってしまいますよね」と、制作現場で生まれる“アドリブ”を積極的に採用していたことを語る。また青木監督は「いっぱい描くのって大変ですからね。忙しい中で皆さん受けてくださって、それでやってきたことは無下にできなかったんです。(キャラクターデザイン・総作画監督の)小島(大和)さんの立場からすると、(素材が)いっぱいある有り難さがありつつも、画としては整えなければいけないという大変さはあったと思います(笑)」と当時を振り返った。

一方、小島は「STUDIO4℃だからこそ、“このくらいはいいだろう”という良い意味で自由度があったので、他の作品ではできないことをやろうと思って挑みました」と、“自由さ”が大きな武器になったことを明かす。さらにこだわった点について、小島は「今回に関してはアナログでやりたかったので、鉛筆で描きました。『海獣の子供』を観て鉛筆の良さを感じたので、なるべく鉛筆でいきたいなと思いまして……。原画を描くときも、キャラクター表も、ティザーも全部鉛筆で。この作品には鉛筆のタッチのような、生きている感じが必要でした」と述べた。

■ 映画「ChaO」
2025年8月15日(金)全国ロードショー

□ スタッフ
監督:青木康浩
キャラクターデザイン・総作画監督:小島大和
美術監督:滝口比呂志
音楽:村松崇継
アニメーション制作:STUDIO4°C
配給:東映

□ キャスト
ステファン:鈴鹿央士
チャオ:山田杏奈
マイベイ:シシド・カフカ
ロベルタ:梅原裕一郎
ネプトゥーヌス国王:三宅健太
ジュノー:太田駿静
編集長:土屋アンナ
オメデ大使 ほか:くっきー!
シー社長:山里亮太

(c)2025「ChaO」製作委員会

    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定