

新社長に任命された稲葉満宏氏
Image by: 東急百貨店
東急百貨店が、8月1日付で常務執行役員の稲葉満宏氏を社長に任命すると発表した。2018年から社長を務めてきた大石次則氏は取締役相談役に就く。同社の社長交代は7年ぶりとなる。
稲葉氏は、1987年に早稲田大学教育学部を卒業後、東急百貨店に入社。吉祥寺店長や東急本店長を歴任し、2024年には常務執行役員に就いて外商事業や店舗運営を管轄していた。
親会社の東急は3月、商業施設運営事業の再編を発表。4月に設立したTK百貨店準備会社が、8月1日付で百貨店事業を吸収分割し、東急百貨店に商号を変更する。また、併せて同日を効力発生日として、東急が所有する商業運営各社の株式を、新設した東急リテールマネジメントが承継。商業施設の一体的な運営体制を構築することで、経営効率の高度化を図る。
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