
車中泊歴7年超の筆者が、最近「ポータブル冷蔵庫」を選ぶ際に注目しているのが、“耐久性の高さ”です。車での山道走行や長時間の使用、屋外で使う予定がある場合も、耐久性が高い製品なら安心して使うことができます。
特に、使用頻度が高めの人には、壊れにくく丈夫なポータブル冷蔵庫がおすすめです。
そこで今回は、長時間の持ち運びや屋外での使用でもビクともしない、頑丈で壊れにくい「耐久性の高いポータブル冷蔵庫」を紹介します。
頑丈で使い勝手の良いポータブル冷蔵庫は、夏の車中泊やキャンプ、バーベキューで活躍します。
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●車中泊におすすめの「耐久性の高いポータブル冷蔵庫」1:ICECO「APL35 ポータブル冷蔵庫」
最初に紹介するのは、世界初のオールアルミニウム製フレームのポータブル冷蔵庫「ICECO APL35」です。
アルミ製で丈夫でさびにくく、長く使えるのはもちろん、軽量で持ち運びもラクチン。美しくスタイリッシュなデザインと、アウトドアシーンでの使用に最適な頑丈さを兼ね備えたポータブル冷蔵庫です。
冷却範囲はマイナス20〜20度。高速冷却が可能な「MAXモード」と、省エネのための「ECOモード」を備えています。
APL35(容量35Lタイプ)は、2室の温度を別々に設定可能。これ1台で冷凍・冷蔵の同時使用が可能です。
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また、静音設計のため運転音は非常に静か。狭い車内で使用しても気にならない程度の超低ノイズのため、車中泊中に夜間使用しても睡眠の邪魔になりません。
カラーはブラックとシルバーから選択可能。容量も写真の35Lの他に20Lがあり、用途に合わせて最適なサイズを選ぶことができます(2室同時温度制御など、容量によって仕様は多少異なります)。
35Lのサイズは、約68.6(幅)×39.8(高さ)×36.4(奥行)cmと大きめで、持ち運びは多少かさばりますが、家族連れや友人とのバーベキューなど、大人数での使用にぴったりです。
1〜3人程度の使用で、設置や持ち運びのしやすさを優先したい場合は、一回り小さい20Lタイプがおすすめです。価格は、35Lが10万9000円(税込、以下同)、20Lが8万2900円です。
●車中泊におすすめの「耐久性の高いポータブル冷蔵庫」2:BougeRV「Rocky2ポータブル冷蔵庫」
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BougeRVの「Rocky2」は、防錆(ぼうせい)加工が施された金属素材を採用した、高級感あるメタルボディが魅力のポータブル冷蔵庫です。金属製のため耐久性が高く、落としたりぶつけたりしても破損しにくいのが魅力です。
金属表面は指紋防止コーティングが施されており、触っても指紋が残らないのもうれしいポイント。また、長時間日光に当たっても劣化しにくい仕様になっています。
こちらのポータブル冷蔵庫も2室独立制御ができるため、冷蔵室には肉や野菜を保存し、冷凍室でアイスや氷を保存するなど、食材に合わせた温度設定が可能です。
本体に専用バッテリー(別売り)を搭載可能なため、ポータブル電源なしでも使用できます。
容量は写真の39Lと52Lから選択可能。39Lは、350ml缶なら55本ほど入ります。大人数分のドリンクをたっぷり冷やすことができますよ。
39L・52Lタイプともに、本体サイズは若干大きめ。39Lタイプのサイズは約71.2(幅)×40.1(高さ)×45(奥行)cmです。購入前に車内スペースが確保できるか確認するのがおすすめです。
価格は、39Lが5万6980円、52Lが5万9980円です。
●車中泊におすすめの「耐久性の高いポータブル冷蔵庫」3:JESIMAIK「車載冷蔵庫 E20」
最後に紹介するのは、豊富な容量から選べる「JESIMAIK 車載冷蔵庫」。耐衝撃性に優れており、山道や悪路での使用に最適なポータブル冷蔵庫です。約30度の傾斜にも対応可能です。
本体には171Whの大容量バッテリーを搭載することもできるので、ポータブル電源なしで使うことができます。
バッテリー単体で使う場合、ECOモードなら約10時間、MAXモードなら約7時間の使用が可能です(マイナス20度設定の場合)。
アウトドア使用はもちろん、災害時などの非常用として備えておくのにも最適です。
運転音も45dB以下と静かなので、車中泊はもちろん、テントでのキャンプでも音を気にせず快適に使うことができます。
また容量は、写真の20Lから最大55Lまで、全部で4種類です。内蔵可能なバッテリーも、購入時にそれぞれあり・なしが選べます。公式サイトでの価格は、20Lタイプが3万5760円です。