1年もので金利0.6%の定期預金を見つけたので300万円を預けてみたいと思います。利息としてもらえる金額はいくらでしょうか?

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2025年07月23日 21:40  All About

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お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。今回は、300万円を1年間、金利0.6%の定期預金に預けた場合の利息についてです。
お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。

今回は、300万円を1年間、金利0.6%の定期預金に預けた場合の利息についてです。

Q:金利0.6%の定期預金に300万円を1年間預けると、利息はいくらでしょうか?

「1年もので金利0.6%の定期預金を見つけたので300万円を預けてみたいと思います。利息としてもらえる金額はいくらでしょうか?」(匿名希望)

A:税引き前の利息は1万8000円受け取れます

相談者は、金利0.6%の定期預金に300万円を預けたいとのこと。

もし300万円を1年間預けると、税引き前の利息は1万8000円、税引き((所得税+復興特別所得税)+住民税=20.315%)後の利息はおよそ1万4340円となります。

現在、あるメガバンクの1年ものの定期預金の金利は年0.275%です。もし、こうした定期預金に300万円を1年間預けると、税引き前の利息は8250円、税引き後の利息は約6574円となります。

より高金利の定期預金にお金を預けることができれば、多くの利息を受け取れますが、注意点があります。

1つは、満期まで原則として引き出しができない点です。途中で解約すると、普通預金の金利が適用されるなど、預け入れ当初よりも金利が下がることがあります。

次に、預金を引き出す時の手数料についても確認しましょう。引き出す時に、金利分が手数料でなくなることのないよう、注意しましょう。銀行によって、会員ステージが上がると、手数料が優遇されることもありますので、自分にあった方法で、手数料がかからないように預金を引き出すようにしましょう。

さらに、高金利の定期預金の中には、利用者の居住地域が限定されていたり、組合員であることが条件だったりするケースもあります。

組合員として定期預金を利用する場合、出資金が必要になることもあります。出資金は退会時に返還されますが、定期預金の満期後も引き続き高金利商品がある場合は、その金融機関を利用し続ける選択肢もあります。ご自身の状況や目的に合わせて、最適な利用方法を検討してみるとよいでしょう。

最後に、受け取れる利息については、金融機関のホームページなどに掲載されている利息計算ツールを活用するのもおすすめです。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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