アーセナルがアジアの地でミランとの“名門対決”制す!…スビメンディやリッチら新戦力デビュー

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2025年07月23日 23:31  サッカーキング

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サカがネットを揺らしたアーセナルがミラン撃破! [写真]=Getty Images
 アーセナル(イングランド)とミラン(イタリア)による親善試合が現地時間23日にシンガポールで開催された。

 欧州屈指の名門がアジアの地で激突する。2019年に就任したミケル・アルテタ監督の下で飛躍的な成長を遂げたアーセナルだが、プレミアリーグでは3年連続2位に。チャンピオンズリーグ(CL)では準決勝で王者パリ・サンジェルマン(PSG)に敗れるなど、昨シーズンは悔しさの残る一年となった。今夏の移籍市場では大型補強を敢行しており、タイトル獲得を目指す“勝負の一年”に向けて着々と準備を進めている。

 一方のミランは昨年夏に就任したパウロ・フォンセカ元監督の下で成績が安定せず、年越しを待たずして指揮官交代を決断。セルジオ・コンセイソン前監督はチームをスーペルコッパ・イタリアーナ制覇に導いたが、セリエAでは8位に終わり、ヨーロッパのコンペティションの出場権を逃した。そうした中、かつてチームをスクデット獲得に導いたマッシミリアーノ・アッレグリ監督を再び招へいし、新体制での再出発を決断している。

 注目の新戦力ではアーセナルのクリスティアン・ノアゴール、ミランのピエトロ・テラッチアーノ、サムエル・リッチが先発デビューを飾った。一方、ケパ・アリサバラガとマルティン・スビメンディはベンチスタート。ノニ・マドゥエケとルカ・モドリッチについてはアジアツアーに帯同していない。

 注目の一戦はアーセナルが主導権を握り、右サイドのブカヨ・サカを起点に幾度となくチャンスを創出する。23分、ノアゴールの横パスを受けたイーサン・ヌワネリが巧みな反転から強烈なシュートを放つも、ここはGKテラッチアーノが好セーブ。32分には自陣から丁寧にボールを繋いで右サイドのサカへ展開すると、外側を追い越したカイ・ハヴァーツの折り返しにデクラン・ライスが合わせたが、相手DFのブロックに阻まれた。

 その後はミランもカウンターからラファエル・レオンやクリスティアン・プリシッチにチャンスが訪れるがネットは揺らせず、前半はスコアレスで終了。両チームともに後半開始と同時に多くの選手を入れ替え、アーセナルはケパとスビメンディが新天地デビューを飾る。

 53分、相手を押し下げた状態でボールを保持したアーセナルは、バックパスからヤクブ・キヴィオルがダイレクトでゴール前にクロスを送り、ファーサイドから飛び込んだサカが合わせてネットを揺らす。先制されたミランはカウンターやR・レオンの突破から何度かゴール前に迫るが、GKケパを脅かすまでには至らず。アーセナルは76分にCKから追加点のチャンスを作ったが、ミケル・メリーノのヘディングシュートはGKの好守に阻まれた。

 試合はこのまま1−0で終了し、アーセナルが名門対決を制した。試合後にはPK戦が実施され、ケパとロレンツォ・トッリアーニの両GKが最初の5人中3人のキックをセーブ。最終的には9人ずつの蹴り合いをミランが6−5で制した。アーセナルは27日にニューカッスルと、ミランは26日にリヴァプールとそれぞれ対戦する。

【スコア】
アーセナル 1−0(PK:5−6) ミラン

【得点者】
1−0 53分 ブカヨ・サカ(アーセナル)


【ゴール動画】アーセナルの“エース”サカによる決勝弾!
🔴シーズン初ゴールはこの男から🔴#キヴィオル のワンタッチクロス
合わせたのは #サカ 💥

アーセナルに待望の
新シーズン初ゴールをもたらす‼️

⚔️ #アーセナル v #ACミラン
✅試合のご視聴はこちらから ☞ https://t.co/ykXrZIlrun pic.twitter.com/IwpAstfwDf— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) July 23, 2025


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