アーセナルの“守備の要”サリバにレアルが関心? [写真]=Getty Images レアル・マドリードはアーセナルに所属するフランス代表DFウィリアン・サリバに関心を寄せ続けているようだ。22日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
今夏にボーンマスからスペイン代表DFディーン・ハウセンを獲得し、センターバック(CB)の戦力拡充に成功したレアル・マドリード。しかしながら、ブラジル代表DFエデル・ミリトンやドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、オーストリア代表DFダヴィド・アラバが負傷離脱を繰り返していることや、スペイン代表DFラウール・アセンシオがやや安定感を欠いていることを考慮し、緊急性はないものの、同ポジションのさらなる補強を検討しているという。
主要なターゲットとなっているのがリヴァプールに所属するフランス代表DFイブライマ・コナテだ。主将であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクと鉄壁のCBコンビを形成する26歳の現行契約は2026年6月末で満了に。契約満了まで1年を切った中、リヴァプールは2度に渡って新契約を提示しているものの、選手側がこれを拒否しており、来夏にフリートランスファーでレアル・マドリードへ加入する可能性が浮上している。
この度『マルカ』が報じたところによると、レアル・マドリードはコナテと同じくプレミアリーグ屈指のCBとして知られるサリバの動向も注視し続けているという。アーセナルは2027年6月末までとなっている同選手との契約期間を2032年頃まで延長するべく動いているが、現時点で合意には達していない模様。レアル・マドリードは将来的な獲得の可能性を探るべく、すでに代理人とも接触しているようだ。
現在24歳のサリバは2019年夏にサンテティエンヌからアーセナルへ完全移籍加入。数年間はレンタル移籍を繰り返す日々を過ごしたが、2022−23シーズンから右CBの主軸に定着し、ここまで公式戦通算134試合出場7ゴール2アシストという成績を残している。
プレミアリーグで活躍する2人のフランス代表DFに関心を寄せているレアル・マドリード。今後の動向に注目が集まる。