スビメンディ、アーセナル加入の背景に“アルテタ監督”の存在「僕は質の高い監督を求めていた」

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2025年07月24日 00:31  サッカーキング

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アーセナルに加入したスビメンディ [写真]=Getty Images
 レアル・ソシエダからアーセナルに加入したスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、新たな指揮官であるミケル・アルテタ監督について言及した。23日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 現在26歳のスビメンディは、2011年にレアル・ソシエダの下部組織に入団し、2019年4月にトップチームデビューを飾った。翌シーズンの終盤には完全にトップチームへ定着すると、以降は主力選手へと成長。クラブの中盤を支えながら、公式戦通算236試合出場10ゴール8アシストを記録した。すると、今夏の移籍市場では6500万ユーロ(約112億円)と報じられる移籍金でアーセナルに加入。自身初の移籍先にプレミアリーグを選んだ。

 そうしたなか、スビメンディが昨夏の移籍市場を回想。数々のビッグクラブが関心を寄せるなか、レアル・ソシエダへの残留を決断した理由を、「最初に答えるべきだったのは、『レアル(・ソシエダ)を離れたいのか』という問いだった。そして、それは正しいタイミングではなかった。レアルは自分に多くのチャンスを与えてくれていたし、まだ学ぶべきことがたくさんあると感じていた。だから、残留が最善の選択だった」と振り返っている。

 また、今回のアーセナル移籍の大きな要因が、アルテタ監督の存在であったことを告白。「アルテタの“細部へのこだわり”こそが加入の決め手のひとつだった。彼が自分の何を見てくれたのかは分からないが、僕は彼をヨーロッパで最高の監督の1人だと見ていた」と述べつつ、「レアル・ソシエダを去るとき、僕は質の高い監督を求めていたんだ。その願いが叶ったと思う。ここに来て数日しか経っていないが、彼の細部へのこだわりを見て間違いないと感じた」と語った。

 さらに、合流直後ながらアルテタ監督から「多くのことを学んでいる」と説明。すでに指揮官はスビメンディを“6番のポジション”で起用する意向を示しているが、「今までやってこなかったことに挑戦していきたいと思う。今のポジションでバランスを取り、自分の強みでもあるパスの供給源になるよう努めるつもりだ。それに加えて、きっと新しい役割も求められるだろう」と前向きな姿勢を示している。

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