
高性能なAIが無料で使える昨今、仕事やプライベートで活用している人は多いだろう。ライズ・スクウェアは7月17日、「AIツールを使ってみたら想像以上に便利だったことに関する意識調査」の結果を発表した。調査は6〜7月にインターネット上で実施され、AIツールを使ったことがある20代以上の男女502人から回答を得た。(文:湊真智人)
まずは「AIツールの使い道」の回答結果を見てみよう。1位は「文章作成」(33.3%)だった。実際に利用している人からは、
「感想文や、就活中のエントリーシートの自己PR文を作るのにも使用していました」(20代/女性)
「ブログやSNSの投稿文作成や商品紹介文の作成」(20代/男性)
などの声が挙がった。AIに代筆させる場面は多岐に渡っているようだ。
文章作成能力に感心「自分でゼロから考えるより、はるかにレベルが高い」
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続けて2位「話し相手」(33.1%)、3位「情報収集」(32.3%)が僅差で並んだ。これらをまとめた声として、
「冷蔵庫の中身を入力して、レシピを教えてもらう。また子育てや仕事の悩みについての話し相手」(30代/女性)
との意見が挙がった。他人には言えない不満や愚痴のはけ口として適任と考えられているようだ。以下4位「アイデア出し」(15.1%)、5位「作成物のチェック」(14.5%)と続いている。
次に「想像以上に便利だったこと」で回答結果の1位は、「文章作成のレベルが高い」(25.3%)だった。「使い道」でも挙がった文章作成について、その出来に満足する人が多いようだ。具体的には、
「さまざまな用途に合わせた文章を作成してくれる。しかも自分でゼロから考えるより、はるかにレベルが高い」(30代/女性)
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との声が挙がっている。ニーズに合わせた活用も高評価の一因のようだ。2位は「情報収集の精度が高い」(12.9%)だった。そう感じた理由として、
「何かを質問すると自分で検索するより丁寧な回答を得られ、黙っていても周辺情報まで答えてくれる」(50代以上/女性)
との意見があった。情報を簡潔にまとめ、参考元まで表示してくれるのは確かに優秀だ。3位は「相談対応が的確」(12%)、4位「作業が速い」(10%)、5位「アイデアが豊富」(9.6%)と続いた。アドバイスの質や効率性の高さはいずれも高評価のようだ。
若手社員に勧められた40代男性「資料作りが楽になった」
また「AIツールを使ったきっかけ」については、「仕事に使うことになった」(26.1%)が1位だった。具体的には、
「生産性を高めるためにタスクや情報を効率的に整理したかったから」(50代以上/男性)
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との声が挙がった。確かに業務効率化には打ってつけだろう。2位には「周囲からすすめられた」(18.3%)が入り、
「若手社員にすすめられて、仕事で使用することで、資料作りが楽になったから」(40代 男性)
との声があった。以下3位「SNSで使っている人を見て」(10.6%)、4位「話題になっていた」(6%)となっており、外的な要因で使い始めた人が多いと言えそうだ。
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