そーっと足を伸ばして……水が苦手なポメラニアンの犬かきチャレンジが愛おしい

　暑い夏の日。ポメラニアンの「ぽぽちちゃん」は、涼を取るため、水遊びをすることに。

　飼い主さんに抱きかかえられて川面に近づいていくぽぽちちゃんでしたが……。

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　このほどXに公開されたのは、ぽぽちちゃんが久しぶりに“犬かきチャレンジ”をする動画。

　ぽぽちちゃんのふわふわの身体がゆっくり川面に近づいていくと、小さな前足が毛の中からにゅっと出てきます。そのまま豪快に犬かき開始！かと思いきや、ぽぽちちゃんは前足を水に「ちょんっ」と触っただけですぐに毛の中に引っ込めてしまいます。

　飼い主さんは諦めずにもう少しだけ水にぽぽちちゃんを近づけますが……やっぱり前足で「ちょんっ」とするだけ。犬かきというよりも、まるでお風呂の湯加減を確かめるような仕草。

　結局最後まで本格的に犬かきに踏み切ることはできず、動画はそのまま終わります。

　飼い主さんは、ぽぽちちゃんのあまりに静かなチャレンジに「一応、本能的に犬かきしてみたんだろうなぁと思います」と思いを馳せつつ、「このままでは静かに沈んでいきそうです」とコメント。

　飼い主さんによれば、ぽぽちちゃんは水遊びがあまり得意ではないワンちゃん。これまでの水関連の経験といえば、浅いプールに入ったり、うっかり池に落ちたりしたくらいだそう。

　水に浸かったあとのぽぽちちゃんの顔に浮かぶのは、いずれも複雑な表情。細くなった目と、下がった口角が「水遊びが苦手」をかなりしっかりと訴えかけている気がします。

　そんなぽぽちちゃんのことを分かってはいた飼い主さん。しかし暑い日だったため、「脚だけでも涼しくなれば」との気持ちで、久しぶりに水遊びにチャレンジすることにしました。

　しかし結果は動画の通り。久しぶりの水遊びチャレンジは「ちょんっ」と水を触っただけで終えることとなりました。

　撮影後、ぽぽちちゃんはそっと足の水気を絞られ、飼い主さんの肩掛けバッグの中に戻っていったとのことです。

　犬かきへの道は、まだまだ遠そうですね。

＜記事化協力＞
「ぽこ︱ぽぽちの飼い主」さん（@poko_popochi）

（ヨシクラミク）

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025072401.html