
行楽や帰省など、高速道路を利用する機会が増える夏。
もし高速道路上で落下物(障害物)を発見したら?もし走行中の自車から何かが落下したら?
先月、高速道路上で落下物(障害物)を回収する「パトロールカー」の様子と、その際にドライバーが取るべき行動の動画を、NEXCO中日本 東京支社(@c_nexco_tokyo)がX(旧Twitter)に投稿。
「障害物等の落下地点の数キロ手前から、状況によりパトロールカーが低速走行し、交通流の抑制を行いながら調査をする場合があります。その際、後続のお客さまはパトロールカーを抜かさずにハザードランプを点灯し、低速での走行をお願いいたします」
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<NEXCO中日本 東京支社のXの投稿より>
「危険な環境下でいつも本当にありがとうございます!」
「命がけで、多くの見えない人や家族を救っている(感謝)」
「自分も車に乗るときは気をつけます」
こんな感謝の声も多く寄せられた動画について、NEXCO中日本 東京支社に詳しく聞いた。
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高速道路上で「落下物」を見つけたら…安全な場所から通報を!
ーー落下物などを調査・回収中のパトロールカーに遭遇した場合、まずは「パトロールカーを追い越さない」ことが大事なんですね。
「はい。お客さまや交通管理隊の安全確保のため、パトロールカーは追い越さず、追従してください。パトロールカーが停車した場合、お客さまは絶対に車から降りず、ハザードランプを点灯し、後続車に合図を送るとともに、前車との車間距離を十分に確保して、追突事故防止にご協力ください」
ーー高速道路上で障害物を発見した際や、自車から何かが落下した場合などの適切な行動を教えてください。
「高速道路上で落下物を見つけたり、自車から何かを落とした場合、サービスエリアやパーキングエリアなど、安全な場所から道路緊急ダイヤル『#9910』へご連絡ください。走行中で同乗者の方がいる場合は、同乗者の方からご連絡ください。
また、落下物情報を情報板で見たり、ハイウェイラジオで聞いたりした場合は、速度を落とし、十分に注意して走行してください」
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多発する「逆走」や「バイク事故」
ーー高速道路の走行時、ドライバーが気をつけるべきことはありますか?
「高速道路ではしっ サイト用 かりと車間距離を取って走行してください。また、車線変更を何度も繰り返して走行することは危険であるとともに、そのような走行により後続の車がブレーキを踏むことで渋滞の原因となることもありますので、そういった行為は絶対におやめください。
また、高速道路での逆走が多発しています。逆走は命に係わる危険行為です。高速道路は一方通行であり、Uターン、バックは厳禁です。目的の出口を通り過ぎた場合、次のインターチェンジの一般レーンにて、料金所スタッフにお申し出ください。そして、バイクによる横転転覆事故も多発しています。夏休みなど、レジャー等でご利用される際は、ハンドルをしっかりと握り、過度なスピードを出さず、安全運転をお願いします」
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ リュウ)