
関東近郊には、ロープウェイを使って気軽にアクセスできる「日本百名山」がいくつかあります。山歩きに興味はあるけれど、いきなりの本格登山はちょっと不安……という人にもぴったりです。
そこで今回は、関東近郊にあるロープウェイで登れる「日本百名山」を3つ紹介します。
初めての山旅におすすめな3座をピックアップしました。また、快適に山を歩くためのおすすめアイテムもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
●関東近郊にあるロープウェイで登れる「日本百名山」:筑波山
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関東平野の東端にそびえる筑波山は、男体山と女体山の二峰からなる独特な姿が特徴の名山です。
標高は877mと低めながら、山頂からは関東平野を一望でき、晴れた日には富士山まで望めることも。都内から電車とバスを乗り継ぎ、約2時間でアクセスできるのも魅力です。
つつじヶ丘駅からはロープウェイ、宮脇駅からはケーブルカーが通っており、登山に不安がある人でも気軽に山頂近くまでアプローチできます。コースは比較的穏やかですが、巨岩をよじ登る場所もあり、山歩きの楽しさを味わえるのがポイントです。
週末はやや混雑しやすいため、静かな山旅を望むなら平日や早朝の時間帯を狙ってみるのがおすすめ。気軽ながらも自然のダイナミズムを感じられる、関東屈指の“登って楽しい日本百名山”です。
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●関東近郊にあるロープウェイで登れる「日本百名山」:谷川岳
谷川岳は、群馬県と新潟県の県境に位置し、迫力ある稜線と四季折々の表情で訪れる人を魅了する名峰です。
山麓の土合口駅からロープウェイに乗れば、約15分で標高1319mの天神平へアクセスできます。そこから続く「天神尾根ウォーキングコース」は、整備された道と程よい高低差が魅力で、登山初心者でも挑戦しやすいルートです。
歩き進めると次第に視界が開け、肩の小屋付近では谷川連峰を一望できます。登頂目標となる「トマの耳」まではおよそ2時間半、さらに体力に余裕があれば「オキの耳」まで足を延ばすことも可能です。
急な岩場では、手足を使ったアクティブな動きも加わり、自然の中で体を動かす心地よさを実感できます。夏の緑、秋の紅葉など、季節ごとの美しさも格別。アクセスの良さと達成感のバランスがちょうどよく、山の魅力を気軽に体験したい人にぴったりの一座です。
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●関東近郊にあるロープウェイで登れる「日本百名山」:那須岳
那須岳の主峰・茶臼岳は、栃木県の最北端に位置する活火山です。標高は1915m。白い噴煙を立ちのぼらせる、ダイナミックな景観が印象的です。
山頂に向かうにあたり、那須ロープウェイを使えば9合目付近まで一気に上がれるため、登山初心者でも挑戦しやすいのが魅力。ロープウェイ山頂駅から40分ほど歩けば、噴煙が立ちのぼる火口や、360度の大パノラマを間近に体感できます。
ザレ場やゴツゴツした岩場を歩くルートは、軽い冒険気分も味わえ、山歩きの醍醐味を気軽に体験できます。時間に余裕があれば、南月山まで足を延ばして、より広がりのある稜線歩きを楽しんでみてはいかがでしょう。
下山後は、山麓に点在する温泉で疲れを癒やすのもおすすめ。自然の迫力と癒やしの両方を感じられる、気軽ながらも満足度の高い一座です。
●ロープウェイで登れる「日本百名山」におすすめのアイテム
ザ・ノース・フェイス クレストン ハイク ウォータープルーフ
軽登山にちょうどいい、軽くて防水性も備えたトレッキングシューズです。
レキ レガシー ライト
短時間の登山であっても、体力やスキルに自信がない人は特にトレッキングポールを持っていくのがおすすめです。
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ロープウェイで楽々登山のあと、山頂でのんびり山ご飯を食べるのも登山の醍醐味! クッカーセットがあればあらゆる料理に対応できます。