リヴァプールがエキティケ獲得を正式発表! 今夏の選手獲得総額は3億ユーロを突破か

0

2025年07月24日 09:11  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

リヴァプールがエキティケの獲得を発表 [写真]=Getty Images
 リヴァプールは23日、フランクフルトからU−21フランス代表FWウーゴ・エキティケが完全移籍で加入することをクラブ公式サイトで発表した。

 契約期間などは明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リヴァプールはエキティケと2031年6月30日までとなる6年契約を締結。移籍金は8000万ユーロ(約138億円)が固定額で、1000万ユーロ(約17億円)の簡易な条件のオプションとともに、500万ユーロ(約9億円)の難易度の高いオプションが付随した総額9500万ユーロ(約164億円)で合意したとみられている。また、『ESPN』などによると、移籍金の20パーセントはエキティケの古巣パリ・サンジェルマンに渡るようだ。

 なお、無事にメディカルチェックを終えたエキティケは今週後半に行われるアジアプレシーズンツアーに合流するため、香港へ渡航することが発表されており、26日に香港でミランと対戦後、7月30日(水)に『日産スタジアム』で行われる横浜F・マリノス戦にも帯同することになりそうだ。

 2002年6月生まれのエキティケは、身長190センチメートルの長身ストライカー。2020年10月にスタッド・ランスでデビューを飾った。2022年夏に最大3500万ユーロ(約60億円)の買い取りオプションが付いた期限付き移籍でPSGに加入。1年目は公式戦32試合の出場で4ゴール4アシストを記録し、完全移籍に移行した。

 しかし、PSGでの2年目は公式戦1試合の出場にとどまり、出場機会を求めたエキティケは2024年1月、レンタル料350万ユーロ(約6億円)でフランクフルトに加入。半年後に移籍金1650万ユーロ(約28億円)で完全移籍に移行した。

 すると、2024−25シーズンは公式戦48試合の出場で22ゴール12アシストを記録する活躍を見せ、フランクフルトのブンデスリーガ3位フィニッシュとヨーロッパリーグ準決勝進出に貢献。今夏の移籍市場で人気銘柄となったエキティケに対してはニューカッスルなども強い関心を示していたが、本人の希望もあってリヴァプールが争奪戦を制した。

 2024−25シーズンのプレミアリーグ王者では、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスやコロンビア代表FWルイス・ディアスらの去就が不透明ななか、元ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏が事故により急逝。前線の補強が必須となっていた。

 “ビッグサマー”を過ごすリヴァプールにとってエキティケは、レヴァークーゼンから加入するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツとオランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ボーンマスから加入するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズらに続く、今夏6人目の新戦力となる。ヴィルツはプレミアリーグ史上最高額の1億2500万ユーロ(約215億円)での加入となり、フリンポンとケルケズの移籍金も4000万ユーロ(約69億円)を超える模様。同クラブがここまでの補強に費やした移籍金総額は、3億ユーロ(約517億円)を突破したと見られる。


【動画】「欧州一エレガントなストライカー」エキティケのプレー集


    ニュース設定